洗車用スポンジは何がいい?素材別の特徴と選び方について

メンテ
  • 更新日:2024/09/03
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いつまでも愛車をきれいな状態に保つため、洗車をする時には洗車用のスポンジ選びが重要です。スポンジの選び方を間違えてしまうと、大切な愛車にキズがついてしまったり、かえって汚れを塗り広げてしまったりすることがあります。

そこで今回は、大切な愛車をピカピカに保ち続けるための洗車用スポンジの選び方やスポンジ素材の種類、各素材ごとの特徴、そして洗車をする時に気を付けるべきポイントについて解説します。

洗車用のスポンジ選びに悩んだ時は参考にしてみてください。

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洗車用スポンジの種類と素材別の特徴

洗車用スポンジの素材には、さまざまな種類があります。

中でも代表的なのが、以下4つです。

  • ウレタン・・・洗車用スポンジの定番
  • セルロース・・・保水力が高い
  • ムートン・・・羊の毛皮でキズがつきにくい
  • PVA(ポリビニルアルコール)・・・吸水力が高い

まずは、それぞれのスポンジの特徴について解説します。

ウレタン

ウレタンのスポンジは最もオーソドックスな素材で、柔軟性と伸縮性に優れ、泡立ちが良く、車を傷つけにくいといった特徴があります。また、低価格のため手軽に入手できるのも特徴です。

ウレタンスポンジには、硬めのものからやわらかいものまで、さまざまな種類があります。頑固な汚れをしっかり落としたい時には硬めで高密度なウレタンスポンジでも良いですが、車を傷つけてしまう可能性が高いです。

車を傷つけずに汚れを落としたい時は、硬すぎない中密度のウレタンスポンジがおすすめです。また、ボディをできるだけ傷つけたくない場合には、やわらかめなウレタンスポンジが良いでしょう。

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セルロース

セルロースは、吸水力と保水力が高い素材です。セルローススポンジは、乾燥している時は非常に硬いものの、水に濡れるとやわらかくなります。そのため、水に濡らしてやわらかくしたセルローススポンジであれば、車を傷つける心配がありません。

高い保水力があるセルローススポンジを洗車に使用すると頻繁に水を足す必要がなく、効率良くスムーズに洗車ができます。

また、吸水性にも優れているため、洗車後の水滴の拭き上げにも利用できる点がメリットです。水分を含んだセルローススポンジは絞ると吸水性能が復活するため、拭き上げ用タオルを複数枚用意する必要がなくなり洗車後の作業効率もアップします。

ムートン

ムートンは、羊の毛皮を利用した毛足の長い素材です。やわらかな手触りが特徴のムートンは泡立ちが良く、車にキズがつきにくく、優しく洗い上げることができます。そのため、ボディやガラスにコーティングを施してある車に適しているといえるでしょう。

ただし、やわらかく優しい洗車ができるムートンは、こびりついた頑固な汚れを落とすのには向いていません。そのため、ボディに付着したホコリや細かな砂、花粉などを洗い落とすための洗車に最適です。

PVA(ポリビニルアルコール)

PVA(ポリビニルアルコール)は吸水性や保水性が良いだけでなく、耐薬品性にも優れている素材です。吸水性が良く泡立ちが良いPVAは、洗車の際にボディを傷つけにくいことがメリットです。

また、PVAは洗車に使えるだけなく、拭き上げ用として使われることもあります。水分を含んだPVAを絞れば吸水性能が復活するため、何度も繰り返し使用することが可能です。

よって、拭き上げ用のタオルを何枚も用意しなくて済みます。

洗車用スポンジを買う際の豆知識

洗車用スポンジは最低でも2つ以上用意し、かつ明るい色を選んでおくことをおすすめします。

また、ミニバン・軽ワンボックスやSUVなど、背が高い車を洗車する場合には、柄が付いたスポンジも用意しておくとルーフなど高い部分を洗う時に便利です。

では、洗車用スポンジを選ぶ時のこれらのポイントについてくわしく解説します。

スポンジは2つ以上用意する

洗車用スポンジは、洗う部位に応じて使い分けが必要になるため、最低でもボディ用とホイール用で2つ以上用意しましょう。

また、ボンネットやルーフなど面積が広い部分を洗うスポンジと、ドアミラーやドアハンドルなどの細かい部分を洗うスポンジなど、洗う場所や面積に応じて大小のスポンジを使い分けると洗い残しが少なくなります。

よって、大小のボディ用スポンジと泥汚れやブレーキダストなどしつこい汚れを落とすためのホイール用スポンジ、といったように複数のスポンジを用意しておくと、より愛車をきれいにできるでしょう。

車のボディには、ホコリや細かな砂、花粉など比較的落としやすい汚れが付着します。一方ホイールには、水分や油分が含まれた泥や金属粉であるブレーキダストなど、しつこい汚れが付着しやすいです。

そのため、洗車をする時にボディとホイールを同じスポンジで洗ってしまうとボディに汚れが付いてしまうことから、スポンジの使い分けが必要なのです。

このように、ボディとホイールでは、汚れの成分が異なるため、カーシャンプーやスポンジを入れるバケツもボディ用とホイール用に2つ用意しておくと良いでしょう。

柄付きスポンジがあると届きにくい場所も洗いやすい

背が高いミニバンや軽ワンボックス、SUVなどを洗う時は、柄が付いたスポンジを用意しておくと洗い残しが少なくなります。

特に背の高いミニバンやSUVなどのフロントガラスやドア上部、ボンネットの中心部、ルーフの中央部分などは通常のスポンジでは手が届かないことが多いです。

そんなときに便利なのが、柄が付いたスポンジです。特にボディサイズが大きい車の場合には、柄の部分が伸縮するスポンジを用意しておくと、手が届きにくい部分の洗い残しがなくなるでしょう。

ボディには明るい色のスポンジがおすすめ

ボディ用スポンジには、ブルーやイエローなど明るい色をしたものがおすすめです。

車のボディには、ホコリや細かな砂、花粉など、さまざまな汚れが付着しています。そのため、ボディに使う洗車用スポンジには、これらの汚れを吸着させながら車をきれいにしていきます。

明るい色のスポンジであれば、汚れを目で確認することができ、さらに吸着させた汚れでボディが傷つくことを防止できるため、明るい色のスポンジがおすすめなのです。

ただし、ある程度汚れが付着したスポンジで洗車を続けてしまうと、ボディがキズだらけになってしまうため、スポンジが汚れてきたらすぐにスポンジを洗うようにしてください。

また、カー用品店などの洗車用スポンジのコーナーで見かける黒いスポンジは、保管する時に黒ずんだ汚れが目立ちにくいことから、泥やブレーキダストなどしつこい汚れが付着するホイールやタイヤハウス、ボディの下回りに使われることが多いスポンジです。

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スポンジで洗車する時の注意点

スポンジを使って洗車をする時には、ボディを水で洗い流し、スポンジをこまめに洗うことが大切です。

また、古いスポンジを使って洗車をすると、車を傷つけてしまうこともあります。ここからは、スポンジを使って洗車をする時の注意点を解説します。

スポンジを使う前にボディを水で洗い流す

スポンジでボディを擦り洗いする前に、水でボディの泥やホコリなどの大まかな汚れをしっかり洗い流しましょう。水でボディに付着した泥やホコリを流すことで、スポンジで擦った時にボディが傷つくのを最小限に抑えられます。

また、水でボディの汚れを落とす時は、水圧を利用すると効率良く洗い流すことができるため、高圧洗浄機やホースの先に付けるノズルを用意しておくと良いでしょう。

洗い流す順番は、ルーフ、窓ガラス、ボンネットの順に上から下へ水をかけていき、最後にホイールやボディ下回りの汚れを洗い流します。

スポンジをこまめに洗い流す

スポンジを使って洗車をしている時は、スポンジをこまめに洗い、きれいなスポンジで優しく擦り洗いしましょう。

スポンジは、ボディに付着したホコリや細かな砂などを吸着させます。そのため、細かな汚れが付着した状態のスポンジでボディを擦ってしまうと、車にキズがついてしまうため、スポンジに付着した汚れをこまめに洗い流すことが大切なのです。

スポンジの汚れを落とす時は、たっぷりの水と適量のカーシャンプーを混ぜたバケツを用意し、バケツの中でスポンジを揉んで汚れを洗い落とします。

古いスポンジは使わない

古いスポンジは泡立ちが悪く、汚れが落ちにくくなります。また、スポンジ内に蓄積した汚れによってボディを傷つけてしまうことがあるため、古いスポンジは使用しないようにしましょう。

ボディにキズがつかないように洗車をするためには、泡でボディに付着した汚れを浮かせながら洗うことがポイントです。

また、スポンジでボディを擦るときには、優しく撫でるようにすると傷つきを最小限に留められます。

まとめ

今回は、洗車用スポンジの選び方や素材の違い、そして洗う時の注意点について解説しました。

洗車をする時には、カーシャンプーをしっかりと泡立て、保水性の高いスポンジややわらかい素材のスポンジを使って泡で汚れを浮かせながら、撫でるようにして洗うことでボディが傷つくのを最小限に抑えられます。

車のボディや塗装表面は人の肌のように敏感であるため、優しく汚れを洗い落とすことが大切です。スポンジを正しく使用して、きれいな状態の愛車を長期間にわたり維持しましょう。

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