
コンパクトカーの維持費には、どのくらいの費用が必要なのか知りたいという方もいるでしょう。また、軽自動車とはどのように違うのかも気になりますよね。
そこでこの記事では、コンパクトカーの維持費がどのくらいかかるのかを解説した上で、軽自動車と比較してどの程度の費用がかかるのかも解説していきます。
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コンパクトカーの維持費

まずは、コンパクトカーの維持費には、どのくらいの費用がかかるのかを確認していきましょう。
税金
コンパクトカーの維持には、 「自動車税」「自動車重量税」それぞれの税金がかかります。
車体を所有することで発生する税金が、自動車税です。 排気量によってかかる金額が異なり、1,000ccまでのサイズが一律25,000円、1,500ccまでが30,500円の税額です。
また、車の重さにかかる税金が自動車重量税です。自動車重量税は、7,500〜36,900円が目安となります。※エコカー減税によって金額は異なります
保険料
コンパクトカーの維持費には、保険料の支払いも必要です。 主に、自賠責保険料と任意保険料の2種類があります。 自賠責保険は、新車購入時や車検を受ける際に加入必須な車両保険で、2022年現在では保証期間37ヶ月で27,700円となっています。
任意保険料は、保険会社や車種、運転者の年齢など 補償内容で変わります。
燃料代
コンパクトカーを動かすためには、エネルギー源の燃料代も欠かせません。年間1万km走行する場合のガソリン代の計算方法は下記の通りです。
・1万km÷燃費(km/L)×ガソリン価格(円/L)
ホンダのフィットのハイブリッド車の場合、前輪駆動27.6km/L、4WDで23.5km/Lです。
エンジン効率を最大限に高めたi-VTECは、前輪駆動18.7km/L、4WDは16.6km/Lでした。
ガソリン価格を全国平均の150(円/L) と仮定すると、年間54,000〜90,000円程度の燃料代がかかると試算できます。
メンテナンス費用
メンテナンス費用も、コンパクトカーの維持に必要です。 理由は故障前の小さな問題の間に整備できグレードが保て、定期的なチェックですぐに普段との違いに気づけ安心して乗車できるからです。
メンテナンス費用は大きく分けて以下の3つがあります。
・消耗品の交換費用
・修理代
・点検代
バッテリーやエンジンオイル、タイヤなどは使用時間の経過ごとに劣化の可能性があります。
継続利用で問題が起き交換が必要になった際に必要で、故障や不備が生じれば、修理の工賃も必要です。メンテナンス費用は、車の状態次第ですが、年に10,000〜20,000円程度を目安にすると良いでしょう。
維持費合計
1,500ccのコンパクトカーと仮定した場合の維持費合計目安は300,411〜421,924円です。年間にかかる維持費の内訳は以下の通りです。
・税金:55,500~65,000円
・保険料:66,563円
・燃料代:54,348〜90,361円
・メンテナンス費用:10,000~20,000円
上記に加え、車検代や駐車場費用もかかります。
車検代は新車購入から3年後、その後は2年ごとに必要ですから、最低でも40,000〜60,000円は発生します。また、駐車場費用は自宅付近や外出時も含め毎月かかると想定すれば、年65,000円〜120,000円が目安です。
コンパクトカーと軽自動車の維持費はどちらがお得?

ここまで、コンパクトカーにかかる維持費について、詳しく解説しました。 税金と保険料、燃料代、メンテナンス費用、 車検費、駐車場代が発生することがわかりました。ここからは、軽自動車と比較してどちらがお得なのかをみていきましょう。
コンパクトカーと軽自動車の維持費を比較
ここでは、コンパクトカーと軽自動車の維持費を比較表にしてまとめました。1年間にかかる維持費の概算を以下にまとめました。
コンパクトカー1,500cc | 軽自動車 | |
自動車税 | 34,500円 | 10,800円 |
自動車重量税 | 24,600円 | 6,600円 |
印紙代 | 1,000〜2,000円 | 1,000〜2,000円 |
自賠責保険料 | 12,915円 | 12,535円 |
任意保険料(平均) | 57,801円 | 48,282円 |
燃料代 | 54,348〜90,361円 | 54,151〜71,428円 |
駐車場代 | 都内平均377,160円全国平均95,172円 | 都内平均377,160円全国平均95,172円 |
メンテナンス費用目安(部品交換、修理、点検代など) | 10,000~20,000円 | 10,000~20,000円 |
※燃料代は年間1万km÷燃費(km/L)×ガソリン価格(150円/L)で算出
上記は、1年間にかかる維持費の目安をまとめた比較表です。一部の費用は同様の価格のものもありますが、全体的にコンパクトカーよりも軽自動車の方が、維持費が低くなっています。
特に自動車税や車検にかかる重量税などの税金面で大きな違いがあることがわかりました。
コンパクトカーがお得なケース

コンパクトカーと軽自動車の維持費を比較したところ、軽自動車所有者の方が、コストパフォーマンスが良いように見えます。 しかし、コンパクトカーがお得なケースもあります。 以下では、コンパクトカーがお得なケースを詳しく解説しましょう。
コンパクトカーの燃費
コンパクトカーは、燃費性能に優れています。 ハイブリッド車の登場や技術の発展によるもので、徐々に燃費性能が向上していることが特徴です。
たとえば、車種の選び方やメーカー次第ですが、スズキスイフトのハイブリッドモデルの燃費は32.0km/Lです。トヨタ アクアのハイブリッド車は、34.4〜38.0km/Lでした。
スズキのアルト(軽自動車タイプ)は、23.5〜27.7km/Lです。
ハイブリッド車はスタンドへ行く手間や回数が減り、節約できる点がメリットです。
車の使い方によってはコンパクトカーがお得
ここでは、車の使い方や乗り方によってはコンパクトカーの方がお得になる可能性を考えていきましょう。まず、ドライブや通勤で長距離の走行を想定している場合は、コンパクトカーの方がお得になる可能性があります。
なぜなら、軽自動車よりもコンパクトカーは燃費性能が高いことが多いため、走行距離が多い場合は維持費よりも燃費性能によってお得になる可能性があるからです。
また、車の乗車定員も重要なポイントです。もし、家族などの定期的に乗車する人数が5名以上の場合、軽自動車の乗車定員は4名なので定員が足りず、往復での送迎や別の交通費が必要になる可能性があります。
さらに、車に積み込む荷物の量も確認しましょう。荷物を運ぶ機会が多い場合、車に積み込みきれないことで手間と時間がかかる場合もあるからです
このように、車の使い方や乗車する人数、積載量などによっては、コンパクトカーの維持費の方が安くなると考えられます。
おすすめコンパクトカー5選
スズキ スイフト
スズキスイフトは、軽量な車体による俊敏なハンドリングと高い安定性が評価されており、クルマ好きからも注目されています。日常の足としてはもちろん、ワインディングを楽しく走れるモデルとして人気を集めています。
外観は、丸みのあるフォルムにシャープなヘッドライトとフロントグリルが組み合わされ、クールな印象を演出。若い世代からの支持が厚く、カスタムのベース車としても人気があります。
スズキスイフトは、ガソリン車に加えてマイルドハイブリッド仕様も用意され、エンジンをアシストしながら燃費性能を向上させています。
さらに、スズキ独自の予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用し、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報といった装備も充実。価格は抑えつつ、安全性にもきちんと配慮されています。
トヨタ ヤリス
トヨタヤリスは、全長4m未満というコンパクトな車体ながら、車内はしっかりとした余裕があります。小回りが利くため取り回しもスムーズで、狭い駐車場でもストレスなく操作でき、ドライバーも乗員も快適に移動できます。
ヤリスは、小さな車体による俊敏な走りが魅力ですが、コンパクトカーにありがちな不安定さは感じられません。その背景には、軽量なボディに低重心設計が挙げられます。さらにアクセル・ブレーキ・ハンドル操作を制御して駐車をサポートする「Toyota Teammate Advanced Park(パノラミックビューモニター機能付き)」の採用が運転の不安感を取り去ります。
欧州車のような洗練されたデザインは、若者だけでなくシニアにも高く評価されており、幅広いグレード展開から自分のスタイルに合った1台を選ぶことが可能です。
スズキ ソリオ
スズキソリオは、全長約3.8mというコンパクトサイズながら、ミニバン並みの広々とした室内空間が特長です。見た目は軽自動車のハイトワゴンに近いですが、実際には別物で、特に走行性能では82馬力のエンジンに3.1馬力のモーターを組み合わせたことで、余裕のある走りを実現しています。
マイルドハイブリッド仕様により、燃費性能も優れており、WLTCモードで20.7km/l〜22.0km/lを達成しており、家計にも優しい車種といえます。
ソリオは、サイズが小さいだけでなく、前席も後席も収納が充実しており、特に後部座席にはドリンクホルダー2つとショッピングフック3つを備えた折りたたみ式テーブルが装備されています。
軽では物足りないが、大きなクルマには抵抗があるという方に最適な1台です。
スズキ クロスビー
スズキクロスビーは、どこか親しみを感じさせるフロントフェイスに、丸みのあるボディラインが印象的です。その柔らかな印象とは裏腹に、力強さを感じさせるクロスオーバーSUVスタイルが組み合わさり、多くのユーザーから支持を集めています。
クロスオーバーSUVであるため、雪道や荒れた道も気にせずに走破できる性能を持ち、アウトドアシーンにぴったりの一台です。アウトドア人気の高まりと共に、クロスビーの評価も上昇しています。
もちろん市街地での使用も得意とするため、通勤や日常の足としても活躍できます。平日は仕事に、週末はそのままアウトドアへ出かけるといった使い方にも対応できます。
車内のシートや荷室は、汚れや水に強い防汚・防水素材を採用しており、汚れてもサッと拭き取ればすぐにきれいになります。
ダイハツ ロッキー
コンパクトSUVでありながら、広々とした車内空間を確保しているのが魅力です。さらに、SUVらしい力強いスタイリングが存在感を際立たせています。高めのアイポイントと、小回りのきく操作性は、ダイハツロッキーならではの特長といえるでしょう。
ロッキーが注目される理由の一つは、同クラスSUVと比べて価格が非常に手頃な点です。だからといって装備が削られているわけではなく、先進の安全機能やディスプレイオーディオ、バックカメラなどもきちんと搭載されています。
SUVは燃費が悪いというイメージが根強いですが、ロッキーは4WDでもWLTC17.4km/L、2WDならWLTC28.0km/Lという優れた燃費性能を誇ります。
ダイハツが独自開発したeスマートハイブリッドは、ガソリン車とは異なる100%モーター駆動による爽快な加速感を楽しめます。
まとめ
この記事では、コンパクトカーの維持費や軽自動車との比較を解説してきました。コンパクトカーの維持費には、税金と保険料、燃料代、メンテナンス費、車検費用、駐車場代がかかります。
トータルで、年間目安300,000〜420,000円程です。軽自動車の約200,000円と比較すると負担が大きく見えますが、コンパクトカーの燃費性能は徐々に向上しており、車内のゆとりや走行性能・静寂性にも長けています。
家計と相談しながらクルマ選びのプランを立てて、コンパクトカー購入も検討してみてください。
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