
車を買うとなれば、年収とのバランスは重要で、生活に無理のない範囲でお金を使って購入することが求められます。使えるだけのお金を車の購入費用に充てると、生活が苦しくなって大変です。
そんな車購入での予算は、年収の何割が適しているのかということは気になる部分でしょう。この記事で、車購入での予算の目安、そして予算別の狙い目の車を紹介します。
cars MARKETは新車も中古車も揃うクルマのマーケット。欲しいマイカーを希望額でリクエスト可能で、国産車・輸入車問わず取り扱っています。
気になるクルマがあれば、遠慮なくご連絡ください。一人一人の要望に沿って、クルマ探しから購入後までエージェントがサポートします。
さぁ、あなたもスマート乗り換えを体験しよう!
車購入の予算は年収の何割が妥当?
車を買うときには、年収の何割が予算の目安なのでしょうか?現金で払う場合と、ローンを使う場合に分けていくらが妥当か説明します。
年収の5割(半分)程度が目安
車の購入予算は、年収の5割程度が目安です。つまりは、年収の半分までの予算に収めておきましょうということです。ただし、この予算は車購入時の諸費用も含まれます。諸費用は車両価格の1割か2割となるので、年収の半分の額の中で、最大で2割を諸費用として計算に入れないといけません。
例えば、年収が500万円だとしましょう。そのときに、車購入の予算として組める金額は250万円です。この250万円の2割の50万円を諸費用として計算すれば、車両価格は200万円まで年収から用意可能だということになります。
ただし、これは一般的な目安です。家族構成や他のローンとの兼ね合いも見て、予算を決めていきます。また、車を買った後には、ガソリン代はもちろん、税金や保険料、車検費用もかかるので、それらの費用も考えておきましょう。
ローンの場合は返済額を月収の2割程度に収める
ローンを使って車を購入するならば、返済額は年収の2割程度、多くても3割程度に収めておきましょう。2割程度の返済額にしておけば、返済不能に陥るリスクを少なくでき、無理なく返済できる金額です。
例えば、年収が500万円で毎月の手取りが35万円としましょう。そのときに、車をローンで買うならば、毎月の返済額は7万円程度が妥当です。この7万円をもとに、返済期間を決めて借入総額を決めましょう。
ローンで購入する車でも、維持費は必要です。ガソリン代やメンテナンス費用を考えて、無理なく返済できる金額を考えてください。
ボディタイプ別の予算目安
ここからは、ボディタイプ別に購入時の予算を紹介します。
軽自動車:130万~200万円
自動車の中でも、一番安い車体価格が軽自動車です。昔よりも車体価格は高くなりましたが、それでも100万円前後で購入できます。一番下のグレードで、オプションも最低限にすると200万円以下の車もいくつも見つかるでしょう。
- 代表車種:ホンダ・N-BOX、スズキ・スペーシア など
- 新車価格の目安:130万~200万円
コンパクトカー:160万~250万円
燃費が良く小回りが利く車であり、軽自動車の次に車体価格が安いです。軽自動車よりも車体価格は高くなりますが、150万円程度の車も見つかるでしょう。
- 代表車種:トヨタ・ヤリス、日産・ノート、ホンダ・フィット など
- 新車価格の目安:160万~250万円
SUV・クロカン:220万~450万円
日常生活のみならず、アウトドアやレジャーでも使える車です。コンパクトSUVや大型SUVなどがあり、SUV・クロカンと言っても車体サイズの幅が広いです。200万円を少し超えるぐらいの車もありますが、もう少し予算は多めに見たほうが良いでしょう。
- 代表車種:トヨタ・ハリアー、マツダ・CX-5、スズキ・ジムニー など
- 新車価格の目安:220万~450万円
セダン:250万~500万円
昔に比べると人気が落ちたタイプの車ですが、さまざまな車種が販売されています。どのグレードを選ぶか、オプションはどうするかなどによって、購入価格は大きく変わります。グレードやオプションに応じて、予算を決めると良いでしょう。
- 代表車種:トヨタ・カムリ、日産・スカイライン、ホンダ・アコード など
- 新車価格の目安:250万~500万円
ハッチバック:200万~300万円
跳ね上げ式のバックドアを持つ車です。荷室と車室が一緒になっており、荷物を積み下ろししやすいです。全体的に車体価格は低いほうであり、高くても300万円程度の予算があれば十分でしょう。
- 代表車種:マツダ・MAZDA3、スバル・インプレッサ など
- 新車価格の目安:200万~300万円
ステーションワゴン:220万~400万円
エンジンルーム・乗員席・荷室が一体となった車です。荷室が広いので多くの荷物を積めます。セダンベースの車であるため、走行性能が高いです。ハッチバックより若干車体価格は高くなり、少し多めに予算を組むと良いでしょう。
- 代表車種:トヨタ・カローラツーリング、スバル・レヴォーグ など
- 新車価格の目安:220万~400万円
ミニバン:270万~600万円
車内の天井が高く、3列目までシートがあるので、多くの人が乗れる車です。また、荷室が広いので、大人数で遠出するときに便利な車です。400万円程度の車が多いですが、中には500万円や600万円する車もあります。
- 代表車種:トヨタ・ノア/ヴォクシー、ホンダ・ステップワゴン、日産・セレナ
- 新車価格の目安:270万~600万円
スポーツカー:300万~800万円
走行性能が高く、ドライビングを楽しめる車です。2ドアやクーペタイプの車が多いです。車体価格はピンキリであり、どのスポーツカーを買うかで予算は違ってきます。
- 代表車種:トヨタ・GR86、日産・フェアレディZ、マツダ・ロードスター
- 新車価格の目安:300万~800万円
国内相場の目安です。グレード、オプション、地域、在庫状況により大きく変動することがあります。
【年収別】狙い目はコレ!おすすめ車種10選
年収別に、狙い目となるおすすめの車種を紹介します。
年収300万円程度
年収300万円ぐらいだと、軽自動車やコンパクトカーで手頃な車が多いです。3つの車種を紹介します。
スズキ スペーシア
- 新車価格 : 1,530,100円(税込)~
軽ハイトワゴンであり、軽自動車の中でも車内空間が広く人気のある車種です。後席のドアはスライドドア、そして開口部の大きいバックドアを持ち、乗り降りも荷物の積み下ろしもしやすいです。
マイルドハイブリッドシステム搭載により燃費が良いです。スペーシア HYBRID G 2WDだと、メーカー公称値で25km/Lとなっています。いくつもの安全機能を装備した、スズキセーフティサポートを標準搭載します。
トヨタ ヤリス
優れた燃費性能を持つコンパクトカーであり、街乗りでも旅行やドライブでも使える車です。ボディの高剛性や低重心によって、運転しやすくなっています。燃費性能が良いながらも、低トルクでの加速性能が高いので、パワフルな走りを体感できます。
運転席からの広い視界、見やすいデジタルメーター、カラーヘッドアップディスプレイなどにより快適に運転できます。随所に設けられた小物入れや広いラゲッジスペースと、荷物を置くのに十分な広さを確保しました。
スズキ ワゴンR
軽自動車の中のベストセラーの車です。長年多くのユーザーに愛用されてきました。広々とした車内空間や高い燃費性能を誇ります。高い頭上空間や視界の広いフロントガラスなどと、車内は広く見通しが良いです。
車内はシートアレンジが可能で、バックドアを開いてリアドアを、ワンタッチで倒すことができます。後部ドアの内側には、傘を収納するスペースが設けられており、自動車としては珍しい機能がついています。
年収400万円程度
年収400万円ぐらいだと、軽自動車やコンパクトカーの他に、SUVにも手が届きます。おすすめの2つの車種を紹介します。
トヨタ ライズ
全長4m以下のコンパクトSUVです。ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、ターボエンジンを搭載しパワフルな走りを体感できます。車内は静かであり、運転していても快適です。
ラゲッジスペースは303Lと大容量。デッキボード搭載の2段構造となっていて、ボードの上だけを使うことも、ボードを取り外して荷室を広げることができます。電子カードキーによって、ドアノブに触れるだけでドアの施錠・解錠ができて便利です。
ホンダN-BOX
広々とした車内によって、軽自動車の中で人気があり一番売れている車種です。室内の天井が高く、後席の足元のスペースが広いのでゆったりと車内でくつろげます。センターレイアウトで、降車しなくとも車内を移動できて便利です。
また、両側のスライドドアは楽に開閉でき使い勝手が良く、リモコンで開閉できるので手が塞がっていても使いやすいです。安全装備のHonda SENSINGを搭載し、衝突抑制ブレーキや誤発進抑制などにより、安全な運転をサポートします。
年収500万円程度
年収500万円だと、ミニバンも予算で対応できる車種が出てきます。おすすめの2車種を紹介します。
ホンダ ヴェゼル
スタイリッシュで洗練されたコンパクトSUVです。ハイブリッドシステムによって、燃費は26.0km/Lを達成。駆動モーターの走行によって、静かで滑らかな走りを体感できます。
フロント左右のそよ風送風、助手席と運転席のヒートシーター、後部座席の広い足元空間とシートの厚みのあるヘッドレストと、快適に利用できる装備が充実しています。
また、ラゲッジスペースは広く、センターレイアウトのシート構成で、シートを倒せばより荷室が広くなり、さらにフラットな空間にできます。街乗りでも休日のドライブやアウトドアでも使いやすい車です。
ホンダ フリード
5~7人乗りのコンパクトミニバンです。ミニバンながら車体サイズが小さく扱いやすく、その上で最大で7人が乗車できます。
室内はシートとシートの間にスペースのあるウォークスルーとなっており、車から降りなくとも座席移動を行えます。シートの生地は、汚れが目立ちにくく撥水性のあるファブリックです。
2列または3列シートながらも、2列目も3列目も足元空間が広く、大人でもゆったりと座れます。そして、ステップを低くしてフロアの段差をなくしており、スライドドアも装備していて乗り降りしやすいです。
年収600万円程度
年収600万円だと、半分を予算にすると300万円が使えます。大型のSUVやミニバンも手が届く金額です。
トヨタ ハリアー
上質な内装と洗練されたデザインが特徴の高級SUVです。外観は流線型のフォルムで美しく、内装はブラック系の素材で統一し、ステアリングには本革が使用されています。落ち着いた空間を演出します。
車内は静寂性が高く、心地よく快適な運転が可能です。室内イルミネーションやナノイーエアコンなど快適に過ごせる装備も多数揃っています。ハイブリッドモデルとガソリンモデルのどちらかが選択できます。燃費は最大で20.5km/Lです。
マツダ CX-5
大きなグリルが特徴のクロスオーバーSUVです。長めのフロントにグリルと中央に配置されたエンブレムがあり、印象的です。どちらかというと街乗りに似合うスタイルと言えます。
エンジンタイプは静寂性の高いガソリンエンジンや、パワフルなディーゼルエンジンを選べます。4WD採用により、高い走破性があり、悪天候や悪路もスムーズに走れます。
安全性能機能のMAZDA PROACTIVE SAFETYを全車に搭載。衝突軽減ブレーキや危険回避ステアリングなどが備わっています。
トヨタ ヴォクシー
広々とした室内空間と高い利便性、そして縦線ラインの力強いフロントグリルが特徴のミニバンです。7人乗りまたは8人乗りの仕様があり、2列目・3列目のシートアレンジが多彩です。
スライドドアは開口部が広く、子どもや高齢者の乗り降りもスムーズに行えます。また、低床設計により乗降性も優れています。
パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類があり、特にハイブリッドモデルは燃費性能が高いです。Toyota Safety Senseをはじめとする先進安全装備が標準搭載。家族全員で使える実用的な一台として完成度の高いモデルです。
まとめ
車を買うときの予算は、年収の半分が妥当です。予算に多くのお金を充てると、支払いが増えて、生活を圧迫します。そのため、生活のことを考えたうえで、どれぐらいの予算にするか決めてください。
予算ごとにおすすめの車種を紹介しました。現金を用意できないときは、ローンを使うことも可能です。ローンで車を買うなら、月収の2割程度の返済額にすると、生活を圧迫することが少ないので良いでしょう。
cars MARKETは新車も中古車も揃うクルマのマーケット。欲しいマイカーを希望額でリクエスト可能で、国産車・輸入車問わず取り扱っています。
気になるクルマがあれば、遠慮なくご連絡ください。一人一人の要望に沿って、クルマ探しから購入後までエージェントがサポートします。
さぁ、あなたもスマート乗り換えを体験しよう!