リアシートにアクセスするドアがスライドドアとなっているカッコいい車には、どのようなモデルがあるのでしょうか。この記事では、普通車だけでなく、軽自動車や輸入車など幅広く5車種ピックアップして紹介します。
スライドドア車を検討するときの参考にしてみてください。なお、ここで取り上げる車種は、2023年3月現在販売されている最新モデルとなります。
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トヨタ ルーミー
「1LD-CAR」というコンセプトを掲げ、広々とした室内空間と余裕のある走りを両立する、5ナンバーサイズのコンパクトトールワゴン、トヨタ ルーミー。この車は子育てファミリーをはじめ、多様なニーズに対応する扱いやすさと室内空間を備えています。
さらに、ミニバンと同様に乗降しやすいパワースライドドアや、様々なシートアレンジ機能もコンパクトカーに凝縮されており、その魅力は大きいです。
また、ルーミーにはスタイリッシュな「カスタム」グレードが設定されており、メッキ加飾や専用バンパーが採用されています。インテリアもブラックを基調としており、カッコよく仕上がっています。
更に個性的なスタイリングにしたい場合は、モデリスタやGRパーツを装着することで、よりカッコよく仕上げることができます。
コンパクトながら存在感のある、カッコいいスタイリングのスライドドア車を探しているのであれば、トヨタ ルーミーはおすすめです。
ホンダ フリード
ホンダ フリードは、2016年9月に2代目となるスライドドアを備えたコンパクトサイズのミニバンとして発売されました。先代モデルで好評だった「ちょうどいい」をさらに進化させたモデルとなっています。
デビュー当初は、3列シート6人/7人乗りの「フリード」と、2列シート5人乗りの「フリード+(プラス)」の2タイプを用意していました。そして、2017年12月には専用のカスタマイズパーツを装備したコンプリートカー「Modulo X」がデビュー。フリードモデューロXは、専用パーツによるカッコいいエクステリアだけでなく、スタイリッシュな専用インテリアも魅力的です。さらに、走りの質感にもこだわってチューニングされており、ポイントとなっています。
2019年10月のマイナーチェンジでは、エクステリアとインテリアのデザインがリニューアルされ、クロスオーバースタイルの「CROSSTAR(クロスター)」が追加されました。続く2020年5月のマイナーチェンジでは、「フリードモデューロX」もカッコよさを増し、エクステリア・インテリアの意匠変更だけでなく、上質でスポーティな走りに深みが増しました。
走りにこだわりたいカッコいいスライドドアミニバンをお探しの方には、フリードモデューロXがおすすめです。
スズキ ソリオ
スズキのソリオは、2020年12月から販売されているコンパクトトールワゴンです。コンパクトで取り回しがしやすく、後席両側スライドドアや前後左右ウォークスルーなど、使い勝手に優れた室内空間を提供しています。
ソリオには、「ソリオ」と「ソリオバンディット」の2つのタイプがあります。ダイナミックで伸びやかなフォルムの「ソリオ」と、上質で個性的なデザインが魅力的な「ソリオバンディット」です。特に、スライドドア車であるソリオバンディットはおすすめです。
ソリオバンディットのエクステリアは、ポジションランプとヘッドランプを分割した二段構えのレイアウトや、立体感のあるフロントグリルなどでスタイリッシュな印象を与えます。インテリアは、ボルドーとブラックを基調とした上質な空間となっています。内装にもこだわった造りが、ソリオバンディットのカッコいいポイントと言えます。
また、2021年12月には、スズキ独自のハイブリッドシステムを搭載した「ハイブリッド」がデビューしました。コンパクトなボディに加え、瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーターと伝達効率に優れたオートギヤシフト(AGS)を採用し、力強い走りと燃費性能を両立しています。力強い走りや燃費性能にこだわるのであれば、ハイブリッドがおすすめです。
ダイハツ タント
ダイハツのタントは、2019年7月に4代目の販売を開始したスーパーハイトワゴンの軽自動車です。この4代目では、広い室内空間に加えて、助手席側のピラーインドア「ミラクルオープンドア」による使い勝手の良さを生かした「ミラクルウォークスルーパッケージ」によってさらに使いやすくなっています。先進的で安全な装備も備えており、性能も向上しています。
タントには、「タント」というベーシックなモデルや、フロントフェイスやボディ形状が特徴的な「タントカスタム」、そして2022年10月に新しく追加されたアクティブなスタイルの「タントファンクロス」があります。特にタントカスタムは、スタイリッシュでシックなインテリアやエクステリアが魅力的なモデルとなっています。
2022年10月には、タントカスタムがより上質で迫力のあるスタイルに進化しました。エクステリアでは、フロントまわりのパーツを中心に、立体感とワイド感を強調したデザインになっています。インテリアもブラック基調の室内に深みのあるブルーを配色し、レザーの面積を増やしたシート表皮やメッキ加飾によって、より高級感と精密さが演出されています。
もし、カッコいいスライドドアの軽自動車で使い勝手に優れたモデルを探しているなら、タントカスタムがおすすめです。
ルノー カングー
ルノー カングーは、日本でも人気の高い輸入車のハイトワゴンです。新型カングーは、個性的なスタイリングを維持しながら、フルLEDヘッドライトとC型シェイプのデイタイムランプを装備し、よりカッコいい印象を与えるようになりました。
インテリアは、水平基調のダッシュボードデザインと上質感を演出するブラッシュアルミ調&ダークグレー塗装のパネル、クロームパーツが配置されています。また、フロントシートのサイズが大きくなり、リアシートは3座独立タイプで大人3人が快適に乗車できます。
パワートレインには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類があり、日常使いが主体であればガソリン車、重い荷物を運ぶことが多い場合はディーゼル車が適しています。
フランス製のおしゃれなスライドドア車を探している場合には、カングーがおすすめです。
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まとめ
軽自動車やコンパクトカーだけでなく、輸入車までカッコいいスライドドア車があることがわかりました。見た目のデザインだけでなく、室内のカラーや雰囲気、シートアレンジ、バックドア形状など、使い勝手をしっかり見てから購入することが重要です。この記事で紹介したモデルを参考に、自分に合ったスライドドア車を選びましょう。