レクサスのスポーティモデル／スポーツモデルに位置する「F」。この「F」とはどのようなモデルなのでしょうか。今回は、レクサスにおける「F」の立ち位置やヒエラルキー、売却時に影響があるのかなどを解説します。
レクサスにおける「F」とは？
レクサスには、「F SPORT」や「◯◯-F」、「LFA」といった「F」が冠されるモデルがあります。これらは、レクサスのスポーティモデルまたはスポーツモデルに付けられる特別なエンブレムです。
メルセデス・ベンツの「AMG」や「AMGライン」、BMWの「M」や「M sport」、アウディの「S」「S line」「RS」などと同じようなポジションのモデルがレクサスの「F」となります。
このレクサス「F」は、日本を代表するサーキットの1つとしても知られる「富士スピードウェイ」の頭文字から取られています。
つまり、日本のモータースポーツの聖地の1つでもあるサーキットの名称がレクサスのスポーティモデルやスポーツモデルに冠されているのです。
「F」のヒエラルキー
レクサスの「F」は、4つに分類されています。つまり、レクサス「F」にはヒエラルキーがあるということです。ここでは、レクサス「F」のヒエラルキーを上から順に紹介します。
頂点：「LFA」・・・レクサス「F」モデルの頂点に位置する究極の走りを体現したモデル。「F」のみのエンブレムとなる
専用設計のプレミアムモデル：「F」・・・エクステリアやインテリア、エンジンやサスペンションなど、さまざまな部分が専用設計となっているプレミアムスポーツモデル。
「F」のエンブレムがブルーのフレームで囲われている。IS-F、GS-F、RC-Fなどが「F」モデルにあたる
各部が強化されたスポーツモデル：「F SPORT」（ブラック）・・・パワートレインまで強化されたパフォーマンスモデル。黒地に「F」のエンブレムが輝き、Fエンブレムの下に黒の「SPORT」文字が付されている
スポーティモデル：「F SPORT」（ホワイト）・・・「F」ブランドのエントリーモデルとして位置付けられており、クルマとの対話を楽しみながらレクサスらしいプレミアム感も感じられるスポーティなモデル。
白地に「F」のエンブレムが輝き、Fエンブレムの下に白の「SPORT」文字が付されている
レクサス「F」が人気な理由
レクサスの「F」や「F SPORT」は、「F」ならではの特別装備や専用装備などにより、レクサスらしい高級感とスポーティさを両立させていることが特徴です。そのため、レクサスの中でも人気があります。
また、スポーティなドライビングを楽しめるプレミアムスポーツモデルとなっているため、売却時に高く評価されるケースが多いのも「F」の特徴です。
つまり、メルセデス・ベンツの「AMG」や「AMG line」、BMWの「M」や「M sport」、アウディの「S」「S line」「RS」などと同じように、レクサス「F」も中古車市場での評価が高いということになります。
もし、売却時のことまで考えてレクサスを選ぶなら、「F」が付くモデルを選ぶのも良いかもしれません。
レクサスらしい高級感と走る楽しさや高揚感を感じられる「F」
レクサスのスポーツモデルやスポーティモデルである「F」や「F SPORT」は、レクサスらしいラグジュアリーな質感をそのままに、走る楽しさや高揚感を感じられる魅力的なモデルです。
レクサスのグレードを選ぶときは、各モデルにラインナップされている「F」が付されるモデルをチェックしてみるとことをおすすめします。
