車のスタイルとしてポピュラーな形状のセダンは、ラグジュアリーなモデルからスポーティーなモデルまで幅広くラインアップされています。
さまざまなセダンの中でも、人気が高くかっこいいといわれるセダンにはどのような特徴があるのでしょうか。今回は、かっこいいセダンの特徴や選び方をはじめ、かっこいいセダン10選も紹介します。
かっこいいセダンを探している方は、参考にしてみてください。
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かっこいいセダンの特徴
かっこいいセダンの主な特徴は、エレガントなスタイリング、上質な室内空間、安定した乗り心地といえるでしょう。
セダンには、高級感や上質感を追求したラグジュアリーセダン、スポーティーなスタイリングや走行性能を追い求めたスポーツセダン、フォーマルな場面やカジュアルなシーンにもあうセダンなど、さまざまな種類があります。
どのタイプのセダンでも共通しているのは、エレガントで上質感があり安定した乗り心地の車種が多いということです。
ここからは、かっこいいセダンの3つの特徴をくわしく解説します。
特徴その1:エレガントなスタイリング
セダンは、エンジンルーム、キャビン(乗員)スペース、トランクルームの3部構成になっているため、3ボックスと呼ばれることもあります。
近年では、弧を描くようなルーフラインを持つクーペライクなセダンである、4ドアクーペという新たなジャンルも登場しました。
いずれのセダンもフォーマルな場面で使われることが多いため、エレガントなスタイリングであることがほとんどです。
セダンのデザインの特徴は、エレガントさを表現しているフロントフェイス、ボリューム感のあるサイドのボディパネル、そしてトランクルームがつくり出す横長を基調としたワイドなリアビューです。
また、随所にメッキの加飾やハイグロス加工などがされ、上質感を際立たせているのもポイントです。これらのエッセンスにより、セダンはエレガントなスタイリングをつくり出しているといえるでしょう。
特徴その2:上質な室内空間
セダンのインテリアは、キャビンスペースと荷室が独立していることもあり、上質な室内空間を生み出します。
インテリアにはソフトパッドやレザーを使った内装パネルが使われ、アクセントの木目・金属・カーボンパネルやパーツなどの加飾により、上品な見た目を演出しています。
シートは車種によって異なりますが、触り心地が良い素材を使ったシートやレザーシートが装備されています。
また、厚みのあるシートクッションにより座り心地が良いのもポイントです。かっこいいセダンは、見た目、触った時の感触、座り心地が良い室内空間が特徴であるといえるでしょう。
特徴その3:安定した乗り心地
セダンは、ラグジュアリーセダンからスポーツセダンまで幅広くラインアップされていますが、いずれも安定した乗り心地が特徴です。
ラグジュアリーセダンの場合には、路面の凹凸やロードノイズなどの音や振動をキャビンスペースに伝えない工夫がされているため、静かで揺れが少なく快適な乗り心地になっています。
またスポーツセダンの場合は、足回りが硬めにセッティングされていることが多く、コーナリングでも踏ん張ることができる傾向にあるため、高い速度域でも安定した走行を維持することができます。
ラグジュアリーセダンとスポーツセダンでは、目指している乗り心地の方向性が違うものの、安定した走行が可能であることが共通点といえるでしょう。
かっこいいセダン10選
かっこいいセダンには、具体的にどのような車種があるのでしょうか。ここでは、一般的にかっこいいといわれるセダンを紹介します。
ラグジュアリーセダンやスポーティーセダンなど、さまざまなセダンを10車種ピックアップしました。かっこいいセダンを見つけるヒントにしてみてください。
トヨタ クラウン
トヨタ クラウンは、トヨタを代表する高級セダンです。クラウンは、1955年に登場し、モデルチェンジをしながら現在も販売が続いています。2021年11月時点で販売しているものは、2018年から販売した15代目です。
エクステリアは、クーペのような滑らかなルーフラインと6ライトウィンドウによって、スポーティーかつエレガントなスタイリング。
インテリアは、触感や質感にこだわり、前席と後席の両方で居心地の良さを追求しています。走りは、TNGA(Toyota New Global Architecture)にもとづくプラットフォームを採用し、高剛性かつ低重心なボディで安定した走りが可能です。
パワートレインには、2.0Lガソリンターボ、2.5Lハイブリッド、3.5Lハイブリッドの3種類をラインアップ。いずれのパワートレインも十分なパワーと静粛性を兼ね備えています。
【トヨタ クラウンの主なスペック】
- 全長4,910mm×全幅1,800mm×全高1,455mm
- パワートレイン:2.0L直列4気筒ガソリンターボ、2.5Lハイブリッド(直列4気筒ガソリン+モーター)、3.5Lハイブリッド(V型6気筒ガソリン+モーター)
- トランスミッション:8速AT(2.0Lターボ)、電気式無段階変速(2.5Lハイブリッド)、マルチステージハイブリッドトランスミッション(3.5Lハイブリッド)
- 燃費(WLTCモード):12.4~20.0km/L
- 価格:469万5,000~703万5,000円
トヨタ カムリ
トヨタ カムリは、1980年セリカカムリとして登場しました。1982年にFFレイアウトを採用するとともに車名をカムリに一新し、グローバル販売を開始。
トヨタのグローバルミッドサイズセダンとして、北米を中心に好調なセールスを記録してきました。
2021年11月時点で販売されているカムリは、2017年から発売している10代目。横長を基調としたライトまわりの造形や、低く構えたボンネットやベルトラインによる伸びやかなスタイリングです。
インテリアは、水平を基調としたデザインで、ダッシュボードから曲線でつながるセンターコンソールにより、有機的な室内を演出しています。
走行性能は、TNGAプラットフォームとハイブリッドシステムにより、静粛性が高く安定した走りを実現。駆動方式は前輪駆動(2WD)と四輪駆動(E-Four)が用意されています。
【トヨタ カムリの主なスペック】
- 全長4,885mm(WSは4,910mm)×全幅1,840mm×全高1,445mm
- パワートレイン:2.5Lハイブリッド(直列4気筒ガソリン+モーター)
- トランスミッション:電気式無段階変速機
- 燃費(WLTCモード):24.3~27.1km/L
- 価格:348万5,000~467万2,000円
トヨタ ミライ(MIRAI)
トヨタ ミライは、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)です。2021年11月時点で販売しているモデルは、2020年に発売した2代目です。
エクステリアは、シャープなライトデザインや開口部が大きいバンパー、ボリュームがあるサイドボディパネル、横一文字に伸びるリアコンビライト、滑らかな弧を描くルーフラインなどにより、エレガントなスタイリングです。
室内は、運転席からダッシュボード中央までつながるように作られたモニター、グロス加工のアクセントパネル、触り心地の良い材質を使ったインテリアパネルなどにより、先進的で上品な室内を演出しています。
パワートレインは、水素で発電して電気モーターを駆動させるため、電動車ならではのスムーズな走りとなっています。
【トヨタ MIRAIの主なスペック】
- 全長4,975mm×全幅1,885mm×全高1,470mm
- パワートレイン:FCV(水素で発電し電気モーターを駆動)
- 燃費(WLTCモード):135~152km/kg
- 価格:710万~805万円
日産 スカイライン
日産 スカイラインは、スポーティーさを追求したセダンです。2021年11月時点で販売されているスカイラインは、2013年にフルモデルチェンジし、2019年に大幅改良されたモデルとなっています。
エクステリアは、開口部が大きいバンパーやグリル、シャープなヘッドライト、存在感のあるショルダーライン、丸型のリアコンビランプなどにより、スカイラインらしさを残したスポーティーなスタイリングに仕上げられているのが特徴です。
インテリアには、曲線を使った造形と随所に施されたアクセントパネルなどが使われており、奥行きを感じられる上質な空間となっています。
パワートレインは、3.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドと3.0Lツインターボエンジンの2種類。十分なパワーを発揮するパワートレインであるため、スポーティーな走りも可能としています。
【日産 スカイラインの主なスペック】
- 全長4,810mm×全幅1,820mm×全高1,440mm
- パワートレイン:3.5Lハイブリッド(V型6気筒ガソリンエンジン+モーター)、3.0Lツインターボ(V型6気筒ガソリンツインターボエンジン)
- トランスミッション:7速AT
- 燃費(WLTCモード):10.0~12.4km/L
- 価格:435万3,800~644万4,900円
レクサス IS
レクサス ISは、コンパクトサイズのFRスポーツセダンです。初代デビュー当初から「車を操る楽しさ」を追求しています。
レクサス ISとして発売されたのは、レクサスブランドが日本に導入された2005年です。2021年11月時点で販売されているのは、2013年に発売された3代目。
2016年に1度目の大幅なマイナーチェンジを行い、2020年に2度目のマイナーチェンジを実施しました。
デザインは、レクサスのアイコンでもあるスピンドルグリル、L字をモチーフとしたポジショニングライト、ボリューム感のあるリアタイヤまわり、ワイド感を強める一文字のリアコンビランプを採用したスポーティーな造形です。
インテリアは、水平を基調した触り心地の良いパネルを装備しています。パワートレインは、3.5Lガソリン、2.5Lハイブリッド、2.0Lガソリンターボの3種類です。
【レクサス ISの主なスペック】
- 全長4,710mm×全幅1,840mm×全高1,435mm(4WDは1,440mm)
- パワートレイン:3.5Lガソリン(V型6気筒自然吸気)、2.5Lハイブリッド(直列4気筒ガソリン+モーター)、2.0Lターボ(直列4気筒ガソリンターボエンジン)
- トランスミッション:8速AT(2.0Lガソリンターボ、3.5Lガソリン)、無段階変速機(2.5Lハイブリッド)
- 燃費(WLTCモード):10.7~18.0km/L
- 価格:480万~650万円
レクサス ES
レクサス ESは、1989年にフラッグシップセダンであるLSとともに、レクサス最初のラインアップとして誕生しました。
2018年の7代目から日本でもESとして販売され、スピンドルグリルと横長のライトまわりのデザインによって低くワイドな印象が強調され、ヘッドライトからリアコンビランプまでつながるようなキャラクターラインで、伸びやかなスタイルとなっています。
インテリアは、運転席のドアからダッシュボードの奥を通り助手席のドアまでつながるようなアクセントパネルが上質感を演出。
また、手触りの良い材質を使った内装も特徴です。パワートレインは、2.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドのみで、静粛性が高く長距離ドライブも楽に運転できるセダンとなっています。
【レクサス ESの主なスペック】
- 全長4,975mm×全幅1,865mm×全高1,445mm
- パワートレイン:2.5L直列4気筒ガソリン+モーター
- トランスミッション:電気式無段階変速機
- 燃費(WLTCモード):22.3km/L
- 価格:599万~715万円
マツダ MAZDA6 セダン
マツダ MAZDA6はフラッグシップセダンです。2012年からアテンザとして販売されていましたが、2019年にMAZDA6に改名しました。
デザインは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」を採用し、流麗なスタイリングになっているのが特徴です。
インテリアは、水平を基調としたダッシュホードに金属調パーツが加飾されているため、上品な印象となっています。
パワートレインは、パワフルで環境性能にも優れるクリーンディーゼルの「SKYACTIV-D」、十分なパワーとスムーズな吹き上がりをする2.0Lガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」、大排気量エンジンに匹敵するパワーを発揮するガソリンターボエンジンの「SKYACTIV-G 2.5T」がラインアップされ、さらにクリーンディーゼルエンジンモデルにはMT車が用意されています。
【マツダ MAZDA6の主なスペック】
- 全長4,865mm×全幅1,840mm×全高1,450mm
- パワートレイン:SKYACTIV-D(2.2L直列4気筒クリーンディーゼル)、SKYACTIV-G(2.0L直列4気筒ガソリンエンジン、2.5L直列4気筒ガソリンターボエンジン)
- トランスミッション:6速AT、6速MT(クリーンディーゼルのみ)
- 燃費(WLTCモード):12.4~19.6km/L
- 価格:289万3,000~429万5,500円
BMW 3シリーズ
BMW 3シリーズは、BMWを代表するDセグメントのセダンで、2021年11月時点で販売されているモデルは、2019年に発売された7代目です。
エクステリアは、BMW伝統のキドニーグリル、ワイドな印象を与えるヘッドライトやリアコンビランプ、ドアノブに沿うように加えられているキャラクターラインなどにより、スポーティーなスタイリングをつくり上げています。
インテリアは、ソフトパッドなど触り心地が良いパネルを採用し、随所にシルバーの縁取りなどが施されているため上品な印象です。
パワートレインは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドが用意され、さまざまな種類の中から好みのものを選ぶことが可能です。
また、派生モデルとしてスポーツモデルのM3セダンもラインアップされています。
【BMW 3シリーズの主なスペック】
- 全長4,715mm×全幅1,825mm×全高1,440mm(Mスポーツは1,430mm)
- パワートレイン:2.0L直列4気筒ガソリン、2.0L直列4気筒ディーゼル、2.0L直列4気筒ガソリンエンジン+モーター(PHEV)、直列6気筒ガソリン
- トランスミッション:8速AT
- 燃費(WLTCモード):11.7~15.3km/L
- 価格:495万~999万円(M3を除く)
メルセデス・ベンツ CLA
メルセデス・ベンツ CLAは、コンパクトサイズの4ドアクーペです。エンジンルーム、キャビンスペース、トランクルームが独立型になっていることから、かっこいいセダンの一つとして紹介します。
2021年11月時点で販売されているのは、2019年に発表・発売された2代目。
エクステリアは、キャラクターラインを極力少なくしたプレーンなボディ、シャープなライトまわりの造形、サメの鼻先のように尖ったフロントフェイス、クーペのようなルーフラインなどによりスポーティーなスタイリングにまとめあげられています。
インテリアは、運転席から中央までつながる横長のディスプレイ、丸型のエアコン吹き出し口、触り心地が良い内装などにより上品な仕上がりです。
パワートレインは、トルクフルなガソリンターボエンジンとゆとりある走行が楽しめるディーゼルターボエンジンを用意。
また、AMGが手がけるスポーツグレードまでラインアップしているのも特徴です。好みに合ったグレードを選べます。
【メルセデス・ベンツ CLAの主なスペック】
- 全長4,690mm(AMG35は4,695mm)×全幅1,830mm(AMG35は1,835mm、AMG45Sは1,855mm)×全高1,430mm(AMG35は1,405mm、AMG45Sは1,415mm)
- パワートレイン:1.4L直列4気筒ガソリンターボエンジン(CLA180)、2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(CLA200d)、2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン(CLA250、AMG35、AMG45S)
- トランスミッション:7速AT(CLA180、CLA250、AMG35)、8速AT(CLA200d、AMG45S)
- 燃費(WLTCモード):11.2~18.8km/L
- 価格:497万~893万円
アウディ A3セダン
アウディ A3セダンは、2013年にA3シリーズ初のセダンとして登場したコンパクトモデルです。2021年11月時点で販売しているA3セダンは、2021年に発売された2代目です。
エクステリアは、ワイド化したシングルフレームグリル、シャープな造形のヘッドライトとリアコンビランプ、タイヤの張り出しを強調したボディパネルなどにより、スポーティーなスタイリングとなっています。
インテリアは、落ち着きのある水平を基調とした造形としながらも、ドライバーを囲むエアコン吹き出し口などによりドライバー中心の空間になっているのが特徴です。
パワートレインは、1.0Lターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドと2.0Lターボエンジンをラインアップ。
1.0Lマイルドハイブリッドはパワー不足が懸念されますが、48Vマイルドハイブリッドにより、排気量の小ささを感じないほどのパワーと軽快なハンドリングを実現しています。また、スポーツグレードのS3も用意されています。
【アウディ A3セダンの主なスペック】
- 全長4,495mm(Sラインは4,505mm、)×全幅1,815mm×全高1,425mm(Sラインは1,410mm、S3は1,415mm)
- パワートレイン:1.0L直列3気筒ガソリンターボエンジン+48Vマイルドハイブリッド、2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン
- トランスミッション:7速AT
- 燃費(WLTCモード):11.6~17.9km/L
- 価格:338万~671万円
セダンの選び方
セダンを選ぶ時は、ボディサイズや価格だけでなく、どのようなシーンで使うことが多いのか、セダンに求める機能や性能が何なのかということも考慮する必要があります。
ここからは、機能や性能ごとにどのようなセダンがおすすめなのか解説します。セダンを選ぶ時のヒントにしてみてください。
高級セダンはLサイズがおすすめ
高級セダンを求めるのであれば、Lサイズがおすすめです。Lサイズセダンとは、全長4,800mm前後、全幅1,850mm前後、全高1,450mm前後の大きさで、大排気量または高出力のパワートレインを搭載しているモデルのことを指します。
また、静粛性が高く、レザーやウッドパネルなど贅沢な素材を使っているのも特徴です。
具体的な車種は、レクサス LS、トヨタ センチュリー、日産 シーマ、メルセデス・ベンツ SクラスなどがLサイズの高級セダンといえるでしょう。
Lサイズのラグジュアリーセダンは、ドライバーズカーとしての側面とショーファードリブンの側面を持ち合わせているケースもあります。
スポーツセダンはMサイズがおすすめ
スポーツセダンはMサイズがおすすめです。Mサイズのセダンとは、全長4,500mm前後、全幅1,800mm前後、全高1,450mm前後の大きさで、2.0〜3.5Lエンジンまたは同等の動力性能を持つパワートレインを搭載しているセダンのことを指します。
また、外装・内装ともにスポーティーなアイテムが装備され、コーナリングで踏ん張れる足まわりのセッティングになっていることが多いです。
具体的な車種は、日産 スカイライン、ホンダ アコード、マツダ MAZDA6、スバル インプレッサG4、レクサス IS、BMW 3シリーズ、アウディ S3セダン、メルセデスAMG CLA45Sなどです。
Mサイズのスポーツセダンは、運動性能とエレガントさを両立しているモデルといえるでしょう。
日常使いもできるフォーマルセダンはSサイズがおすすめ
日常使いもできるフォーマルなセダンがSサイズがおすすめです。Sサイズセダンは、全長4,300mm前後、全幅1,750mm前後、全高1,450mm前後の大きさで、1.5~2.5Lエンジンまたは同等の動力性能のパワートレインを搭載しているセダンのことを指します。
外装や内装は、シンプルで落ち着きのあるスタイリングになっていることが多いです。
具体的な車種は、トヨタ カローラアクシオ、ホンダ インサイト、マツダ MAZDA3セダン、メルセデス・ベンツ Aクラスセダン、BMW 2シリーズグランクーペ、アウディ A3セダン、メルセデス・ベンツ CLAなどがあります。
日常使いもできるフォーマルなSサイズセダンは、価格帯も広く選択肢が豊富です。
スムーズな走りのセダンはハイブリッド車がおすすめ
スムーズな走りのセダンを求めるのであればハイブリッド車がおすすめです。
ハイブリッド車は、エンジンとモーターを組み合わせたパワートレインであるため、エンジンが苦手とする低回転域をモーターがカバーし、モーターが苦手とする高回転域をエンジンが補うことから、スムーズな走りを実現しています。
ハイブリッドセダンには、トヨタ カムリ、レクサス ES、日産 スカイライン、ホンダ レジェンド、メルセデス・ベンツ Cクラス(48Vマイルドハイブリッド)、BMW 3シリーズ(PHEV)、アウディ A4(12Vマイルドハイブリッド)などがあります。
ハイブリッドセダンには、モーターのみで走行できるハイブリッドシステムを搭載するモデルとモーターがエンジンのアシストをするマイルドハイブリッドシステムのモデルがあります。
どちらのシステムであってもスムーズな走りをすることがハイブリッドセダンの特徴です。
そのほか、セダンの選び方
セダンを選ぶ時は、価格、自分で運転をするか、スタイリングを重視するか、ということも考慮すると良いでしょう。それぞれの選び方のポイントを解説します。
価格から選ぶならコンパクトサイズのセダンがおすすめ
価格からセダンを選ぶ時は、5ナンバーサイズのセダンやCセグメントのセダンがおすすめです。5ナンバーまたはCセグメントのモデルであれば、500万円以下で十分な性能と質感を持つセダンを購入できます。
また、中古車であれば、手が届きやすい価格で上質なコンパクトセダンを購入することもできるでしょう。5ナンバーまたはCセグメントのコンパクトセダンには、トヨタ プレミオ・アリオン、日産 シルフィ、マツダ アクセラセダンなどがあります。
自分で運転するのであればMサイズまでがおすすめ
自分で運転することが多いのであれば、Mサイズまでのセダンがおすすめです。Lサイズ以上のセダンの場合、ショーファードリブンのエッセンスが含まれ、リアシートの快適性を重視している傾向にあります。
一方、Mサイズのセダンであれば、フロントシートでの快適性や運転する楽しさを追求しているモデルが多いです。そのため、自分で運転することが多い場合には、Mサイズまでのセダンを選ぶと良いでしょう。
スタイリング重視なら4ドアクーペ
スタイリングを重視するのであれば、4ドアクーペがおすすめです。弧を描くようなルーフラインや曲線を用いたスタイリッシュな造形でありながら、リアシートの快適性や乗り降りのしやすさを兼ね備えているのは4ドアならでは。
セダンの使い勝手とクーペのような流麗なスタイリングを求めるのであれば、メルセデス・ベンツ CLS、BMW 4シリーズグランクーペ、アウディA5スポーツバックなどの4ドアクーペがおすすめです。
かっこいいセダンはcars MARKETで
今回の記事では「かっこいいセダン」について紹介してきましたが、あなたの好みにぴったりなセダンはありましたか?
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まとめ
今回は、かっこいいセダンの特徴、かっこいいセダン10選、セダンの選び方を解説しました。一言でセダンといっても、さまざまなスタイリングのセダンがあると知っていただけたのではないでしょうか。
セダンは古くからあるジャンルですが、時代とともに多様化してきました。四角く存在感のあるセダン、運動性能を高めたセダン、クーペのようにスタイリッシュなセダンなど、セダンというジャンルにも多くのスタイリングがあります。
多様化するセダンですが、どのモデルであっても上質感があり、安定した走行をするというのが特徴です。セダンは、多様化しているジャンルだからこそ、各メーカーのかっこよさを表現できる車といえるでしょう。
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