「ボディに細かいキズがあるけど、ひょっとして洗車でついてしまったのかな…」
「洗車キズって、どうやって防げばいいんだろう。ついてしまったキズは何とか消せないの?」
ぶつけてもこすってもいないのに愛車にキズがあると、なぜついてしまったのかと考えてしまうこともあるかと思います。
そのキズが細かな線状のものであれば、洗車が原因であるかもしれません。
そこでこの記事では、洗車でキズがつく原因と対処法、そして洗車でついたキズを消す方法について、くわしく解説します。
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これって洗車キズ?見た目について
ふとした瞬間にクルマに細かい傷がついていることに気づくこともあるかと思います。クルマをぶつけていなかったり、心当たりがない場合は、それは洗車キズかもしれません。
まずは洗車キズはどのようなものなのか、みていきましょう。
洗車キズの見た目
洗車キズは、スポンジ等でボディを洗う際、場合によっては拭き上げの際についてしまう傷で、基本的にはどのクルマにもついてします。照明や太陽などが当たった部分で確認しやすいかと思います。
洗車傷の見た目は、円を描くように細かい傷が無数についていることがほとんどです。
完全に予防することは難しいキズにはなりますが、正しい行程や洗車傷予防を念頭においた洗い方をすれば、ある程度予防することは可能です。
磨きキズの見た目
一方、洗車キズではなく磨き傷(バフ目)という傷もあります。こちらは洗車傷とは違い、波のような形が特徴的です。磨き傷もボディが照明や太陽に当たっている部分で確認しやすいでしょう。
ボディの磨きにはポリッシャーという専門機械が使われますが、磨きキズ(バフ目)が生まれないよう均一に磨き上げるには高い技量が必要で、さらにパッと見ではわからないことも多く、業者に磨きを依頼したにもかかわらず、ついてしまうことも。なので、磨きの業者選びはとても大切です。
こちらはバフ傷を消すように再度鏡面研磨をすることで除去することが可能です。
洗車でキズがつく原因
なぜ洗車でキズがついてしまうのでしょうか。その原因には、洗車に使うタオルやスポンジが硬いことや、洗車のはじめにいきなりボディをこすってしまっていることが挙げられます。
加えて、こする力が強かったり炎天下・強風時での洗車、そしてタオルを使い分けていないことも考えられるのです。
それぞれくわしく確認していきましょう。
タオルやスポンジが硬い
1つ目の原因は、硬いタオルやスポンジを洗車に使っていることです。硬い繊維のタオルやスポンジでボディをこすると摩擦によってキズがついてしまうことがあります。
特にやってしまいがちなのが一般家庭にある綿の手拭きタオルでの拭き上げですが、手触りはやわらかくても、実は車のボディにとっては硬いため、洗車には不向きなのです。
タオルやスポンジは、洗車専用の素材の製品を使うことで、キズをつけるリスクを低減できます。
水洗いなしで、いきなりスポンジやタオルでこする
2つ目の原因は、洗車の最初にいきなりスポンジやタオルでこすってしまうことです。手で触ってみるとよくわかりますが、洗車前のボディには細かな砂やホコリがたくさん付着しています。
そのため、最初からスポンジやタオルで洗い始めると、これらの付着物をボディにこすりつけることになり、キズがついてしまうのです。
キズを防ぐためにも、スポンジやタオルでこする前にはホースや高圧洗浄機を使ってボディに付着した砂やホコリを落としましょう。
強くこする
3つ目の原因は、洗車時のこする力が強すぎることです。ガンコな汚れがボディに付着しているからと力を込めてゴシゴシ洗ってしまいたくなりますが、これが洗車傷がつく原因になります。
ボディを強くこするとスポンジの繊維がボディにこすりつけられることになり、キズができてしまうのです。
コーティング車でも強くこすると施工面にキズがつくため、光沢が失われることにもつながります。
キズを防ぐためには、洗車専用の素材でできたスポンジやタオルを利用するとともに、表面を滑らせるようにしてボディを洗いましょう。
炎天下や風の強い日に洗車をする
4つ目の原因は、炎天下や風の強い日に洗車をすることです。炎天下の日は水分が蒸発しやすいため、シャンプーで浮かせたはずの汚れが再びボディに付着しやすくなります。
これをそのまま拭き上げてしまうと、ボディを傷つけることになるのです。
また、車の塗装は日光で熱されるとやわらかくなってキズがつきやすくなるので、強い日差しが降り注ぐ日はそもそも洗車には向いていません。
さらに、風が強い日に洗車をするとボディに残った水分に砂やホコリが付着するため、やはり拭き上げの工程で汚れでボディをこすることになり、キズがついてしまいます。
したがって、洗車をする際は炎天下や強風時を避け、曇りや風のない日を選びましょう。
タオル(クロス)を使い分けていない
5つ目の原因は、洗車のタオルを使い分けておらず、すべての工程を1枚のタオルで済ませていることです。
車の下部やホイールには泥やブレーキダストなどが付着しているため、それらの部分を洗うとタオルに汚れの粒子が巻き込まれます。
そのタオルでほかの場所を拭き上げると、巻き込んだ粒子がボディを傷つけてしまうのです。
キズを防ぐために、ボディの上部と下部、そしてホイール用など、あらかじめ複数枚のタオルを準備して洗車時に使い分けましょう。
洗車機はキズがつきやすいって本当?
洗車機も昔と比べると随分進化を遂げ、ブラシの素材もナイロンやプラスチック等からスポンジや布製のものに変わり、当時よりも洗車キズが発生しづらくなっていることは間違い無いと思います。
しかし、力を自在にコントロールすることはできないため、洗車傷がつくリスクは手洗い洗車よりも高いことは否めないでしょう。
また、洗車機に入る前、ボディについた砂埃をしっかりと落とさない方も多い(さらには待機場にホースが用意されていないことも多い)でしょうから、これでは洗車キズがつくリスクは高いままです。
- 洗車機では力のコントロールがされない点
- 洗車機に入る前に砂埃の除去が難しい点
以上のことから、手洗いと比べれば洗車機は洗車傷がつきやすいと言えます。
愛車を洗車キズから守るならプロによる手洗い洗車を
洗車傷は正しい洗車行程を徹底すればある程度予防することは可能です。もちろん、今はyoutube等でたくさん洗車行程に関する動画があるので、そちらで知識をインプットし、ご自身でやるのもひとつです。
しかし、手洗い洗車は時間がかかるものですから、プロに依頼してしまうのも一つです。クルマのサイズによりますが、2,500円程度〜洗車を受け付けているお店も多いです。
月1回の出費として予算を確保できそうな場合は、こうした選択肢を検討してみてもよろしいかと思います。
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洗車でキズをつけないために気をつけたいこと
ここからは、キズを防ぐ洗車の方法について解説します。キズを予防する方法として、事前に付着した汚れを水で洗い流すこと、カーシャンプーをしっかりと泡立たせること、そして優しく拭き上げることが挙げられます。
それぞれくわしく確認していきましょう。
事前にしっかりと水で洗い流す
まず、カーシャンプーを使用する前に、しっかりと車を水で洗い流しましょう。ボディに汚れが残ったまま洗車を始めてしまうと、タオルやスポンジが汚れを巻き込んでキズの原因になります。
また、洗い流す際は天井から順に、上から下に向かって進めていきましょう。下から洗うと、洗浄を済ませた部分に汚れた水が再び流れてしまうことになるためです。
カーシャンプーをしっかりと泡立てる
次に、カーシャンプーをしっかりと泡立たせましょう。シャンプーの泡はクッション効果があり、ボディとスポンジの摩擦を緩和する役割を果たします。
これをしっかりと機能させるために、シャンプーをバケツに入れてホースや高圧洗浄機の水圧で泡立たせ、たっぷりの泡をスポンジにすくい取ってからボディを撫でるように洗いましょう。
この時も、汚れているからと強くこすってしまうと、キズの原因となります。
使用するタオル(クロス)の材質に注意する
使用するタオルは、使い古しのものを使用しないようにしましょう。古いタオルは繊維が硬くなっているので、摩擦によってボディにキズがつく可能性があります。
また、家庭にある普通の手拭きタオルで洗車している人をよく見かけますが、硬くごわついた素材であるため、やはりキズをつける原因となります。
マイクロファイバークロスやセームタオルなど、繊維が細かくやわらかな素材でできた製品がおすすめです。
これらは吸水性も高いため何回も同じところを拭き上げる必要がなく、キズのリスクを低減できます。洗車の効率も、大幅にアップするでしょう。
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拭き上げ時も優しく
さらに、拭き上げ時も優しくタオルを滑らせるように行いましょう。強い力でゴシゴシと拭き取ると、タオルの繊維によってキズがついてしまいます。
そして、巻き込んだ汚れの粒子でキズをつくらないためにも、タオルは複数枚を用意して交換しながら使うことが大切です。
ワックスやコンパウンドでボディを磨く際も同様に、拭き取りは優しく行うのが基本です。
ボディの表面を守るワックスを塗布していても、強くこすってしまうとやはり塗装面にキズがつきます。
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「洗車のやり方とコツを解説!必要な道具から洗車機との比較まで」
洗車する際は時間帯や天候を選ぶ
洗車は「風がない曇りの日がベスト」とよく言われますが、これは洗車傷をつけないためにも重要です。
例えば風が強い日は、せっかく予備洗いをしても砂埃が飛んできて、洗車時にキズの原因になってしまいます。また、猛暑日の日中はボディが熱くなり、洗車傷がつきやすい状況です。
天候は自分でコントロールできないことなので、面倒に感じる方が多いかもしれませんが、知識としては持っておいた方がいいでしょう。
ただし、天候のタイミングが合わないから洗車を先延ばしにしすぎ、数ヶ月も洗車をしないのは洗車傷以上に塗装面にダメージを与える原因になりかねないので、定期的な洗車を心がけてください。
洗車でついたキズを消す方法
コンパウンドで処置する
洗車でついてしまったキズを消す方法として、コンパウンドでの研磨があります。研磨剤であるコンパウンドは、ボディの表面のクリア層を削って滑らかにすることで細かなキズを目立たなくできるのです。
ただし、塗装面に深くついたキズには効果がありません。
また、コンパウンドには粒子の細かさによって種類が分かれており、粗いもので磨くとボディの表面が凸凹になり、光沢も乱反射になるおそれがあります。
大きなキズを無理やりコンパウンドで消そうとして、かえって新たなキズをつくってしまうこともあるので施工には十分に注意しましょう。
コーティングでキズを目立たなくする
コーティングを施工すれば、小さなキズは目立たなくすることが可能です。
ボディ全体に薄くて硬いガラス系被膜で包み込むコーティングを施すと溶剤がキズに入り込むため、光沢が戻ることによってキズが目立たなくなるのです。
コーティングは1〜3年と持続期間も長く、ワックスより遥かに長持ちする点もメリット。
また、コーティングを施工すれば硬い被膜が塗装面を保護するうえに、はっ水効果もあるので汚れがつきにくくなります。
したがって、洗車自体も楽になるため強い力でこする必要がなく、洗車キズも予防できるようになるのでおすすめです。
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「車のコーティング基礎知識!施工すべき理由・選び方・種類・費用」
まとめ
今回は、洗車でキズがつく原因と対処法、そして洗車でついたキズを消す方法について解説しました。ボディについたキズのうち、細かな線状のものであれば洗車のやり方に原因があるといえます。
このようなキズは、洗車時に硬いスポンジやタオルを使ったり、強い力でこすったりすることで発生します。
洗車のキズは、事前に付着した汚れを水で洗い流し、カーシャンプーをしっかりと泡立て、拭き上げを優しくすれば防ぐことが可能です。
なお、小さなキズであればコンパウンドやコーティングでも補修することができる場合もあります。この記事を参考に、あなたの愛車にキズがつかないような洗車を心がけてくださいね。
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