トヨタ・アルファードの燃費に迫る!驚きの数字と特徴、1ヶ月のガソリン代も解説

購入
  • 投稿日:2023/08/18
  • 更新日:2023/08/18
  • 2096

トヨタの高級ミニバン「アルファード」は、そのスタイリッシュな外観と豪華な内装で、数多くのファンを魅了しています。しかしながら、多くの人がこの大型車の燃費性能についても関心を抱いています。

燃費に関する懸念は、アルファードのような大型車によく見られるものですが、実際にはアルファードはその大きなサイズと重量にもかかわらず、驚くべき燃費性能を発揮しています。

この記事では、アルファードの魅力的な特徴の中でも、特に注目すべき燃費に焦点を当て、燃費の良さを実証するデータを提供します。さらに、アルファードのモデルごとの特徴や、1ヶ月にかかるガソリン代についても詳しく解説します。

燃費性能が優れているだけでなく、アルファードには多くの魅力的な機能が搭載されています。記事の中では、アルファードの快適性や安全性、そして革新的なテクノロジーについても触れます。

アルファードを検討している人や、すでにオーナーの方々にとって、この記事は役立つ情報源となるでしょう。アルファードの魅力を再確認し、その燃費性能についての正確な情報を知ることで、より自信を持って車を選ぶことができます。

アルファードの燃費性能

アルファードは大型車としては比較的燃費性能が良いとされています。アルファードはハイブリッド車に加え、3.5Lおよび2.5Lのガソリン車があり、グレードや駆動方式によって燃費に違いがあります。このため、メーカーが公表する「カタログ燃費」とユーザーの実際の使用による「実燃費」、さらには「1ヶ月のガソリン代」を確認することが重要です。

カタログ燃費

ハイブリッド車のカタログ燃費

ハイブリッド車のWLTCモードカタログ燃費は、次の通りどのグレードも一律です。

なお、ハイブリッド車には2WD車は無く、全て「E-Four」と呼ばれる電気式4WDが採用されます。

3.5Lガソリン車のカタログ燃費

3.5Lガソリン車のWLTCモードカタログ燃費は、グレード・駆動方式ごとに異なります。

なお、「GF」には福祉車両の「サイドリフトアップチルトシート装着車」が用意されますが、燃費は同グレードに準拠します。

2.5Lガソリン車のカタログ燃費

2.5Lガソリン車のWLTCモードカタログ燃費も、グレード・駆動方式ごとに異なります。

なお、「S」には「7人乗り仕様」と「8人乗り仕様」、「S」と「X」には福祉車両の「サイドリフトアップチルトシート装着車」が用意されますが、燃費は同グレードに準拠します。

実燃費

次に、アルファードの実燃費について詳しく見ていきましょう。こちらでは、国内最大規模の自動車燃費情報サイト「e燃費」がオーナーから収集したデータを元に、アルファードの実燃費を調査しました。

2023年3月時点での同サイト上の平均燃費は、搭載エンジンごとに以下の通りです。

ハイブリッド車は、実燃費が10km/Lを上回ります。一方、駆動方式によって燃費に差があり、4WDの方が2WDに比べて悪くなる傾向があります。しかし、2.5Lガソリン車は、駆動方式による差が比較的小さい傾向にあります。

1ヶ月のガソリン代

さらに、1ヶ月に1度給油する人が必要な金額を計算してみましょう。ここでは、2023年3月の全国平均値である「165円/L」のレギュラー価格を使います。

◾️ハイブリッド車:
165円/L × 燃料タンク65L = 10,725円

◾️2WDガソリン車:
165円/L × 燃料タンク75L = 12,375円

また、1回の給油でどれくらい走れるのかは、前述の実燃費から算出できます。

◾️ハイブリッド車:
燃料タンク65L × 11.16km/L = 725.4km

◾️2.5L 2WDガソリン車:
燃料タンク75L × 8.59km/L = 644.25km

アルファードの特徴

トヨタのフラッグシップミニバン、アルファードは、「大空間高級サルーン」というコンセプトで開発されたモデルです。

高級セダンにも劣らないラグジュアリーさを持ち、最上級グレードのエグゼクティブラウンジには、プレミアムナッパ仕様の本革シートやパワーリクライニング、パワーオットマンなど、快適に過ごせる装備が充実しています。

室内空間は、木目調の装飾によって高級ホテルのような雰囲気を醸し出し、エクステリアも大胆なフロントグリルによって存在感があります。

また、兄弟車のヴェルファイアと共通の車体を持っています。デザイン性に優れた車に乗りたい方にはピッタリのモデルです。

アルファードの走行性や乗り心地

走行性や乗り心地についても、アルファードは国産ミニバンの中でも最高峰の性能を誇ります。

リアサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用し、高剛性ボディと相まって安定感が抜群で、路面からの衝撃もしっかりと吸収され、揺れをほとんど感じることがありません。ボディロールも抑えられており、高い視点で視界も良く、ドライバーは安心して運転できます。

また、静粛性も優れており、100km/h近辺でも風切り音やロードノイズは気にならず、長距離ドライブでは3列ある全席で会話が楽しめます。さらに、ボディ重量が2t近くあるにもかかわらず、2.5Lガソリン車でもしっかりと加速し、力強い走りを実現しています。

アルファードと比較される車種

アルファードを検討する前に、競合する車種も確認することをおすすめします。ここでは、日産・エルグランドとトヨタ・ヴェルファイアの2車種を紹介します。

両車とも高級ミニバンで価格帯も似通っていますが、燃費性能はハイブリッド車の有無によって異なります。

日産:エルグランド

アルファードに似た競合車種として、日産・エルグランドが挙げられます。2021年から販売されている現行型は3代目で、アルファードと同じく最上級のミニバンとして人気を集めています。

車内空間もほぼ同等で、高級感あふれる内装と先進の安全装備を備え、価格帯もアルファードと同様にラインナップされています。

ただし、エンジン展開は3.5Lと2.5Lのガソリン車のみで、ハイブリッド車はありません。そのため、WLTCモードカタログ燃費は3.5Lが「8.7km/L」、2.5Lが「10.0km/L」となります。

トヨタ:ヴェルファイア

もう1つアルファードに似た車は、兄弟車のヴェルファイアです。アルファードと同じプラットフォームを使用しており、基本的な性能や構造は同じです。

車体サイズや豪華な内装、先進的な安全装備も同様で、リアシートも広々としたスペースが確保され、走行性能や静粛性も高く、長距離ドライブも快適です。

唯一の違いはエクステリアで、ヴェルファイアはよりスポーティで洗練されたデザインを持っています。そのため、ターゲット層はアルファードと比較して若年層のユーザーが多いとされます。

エンジンの展開もハイブリッド車、3.5L・2.5Lガソリン車と同じで、燃費性能も大差はありません。

まとめ

今回は、アルファードの燃費や特徴、そして1ヶ月にかかるガソリン代について解説しました。

トヨタのフラッグシップミニバンであるアルファードは、内外装ともに高品質で、走行性能や安全性にも優れたモデルです。ガソリンモデルの実燃費は8km/L台に留まりますが、ハイブリッドモデルは11km/Lを超える高燃費を実現しています。

1ヶ月に1回給油する使い方であれば、ハイブリッド車の月のガソリン代は約10,000円程度になります。

この記事を参考に、長く愛用できる1台を選んでください。

この記事をシェア

カテゴリー内記事Related articles

cars Enjoy! Smart Life
carsはSDGsに取り組んでいます

Sustainable Development Goals
ページトップへ