車に付着する水垢の種類と原因!水垢の洗浄方法と予防方法を解説

メンテ
  • 2022/07/05
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「ボディの水垢を何とか落としたい…」
「しつこい水垢汚れの対処法や予防法を知りたい…」

頑固な水垢が付着している車はいくら洗ってもピカピカにならないので、何とかして落としたいですよね。実は水垢には種類があり、早めに正しく処置しないとボディを痛めてしまうのです。

そこでこの記事では、ボディに付着する水垢の種類と発生の原因、そして水垢を落とす方法や業者に作業を依頼した際の料金などについて、くわしく解説します。

車に付着する水垢の種類と原因

洗車してもなんとなくボディにツヤがないように感じ、近くで見ると筋や汚れが付着していることがあります。これが「水垢」です。水垢には水性のものと油性のものがあり、それぞれ落とし方が異なります。

それぞれくわしくみていきましょう。

水性の水垢

水性の水垢は、ボディに付着した大気中の塵や走行中に巻き上げた砂などが、雨水によって流れることでできるものです。ボディに降り注いだ雨水は、ボディの汚れを吸収しながら上から下へと流れ落ちます。

そして雨が上がった後、流れずにボディに残った水分のみが蒸発して含まれていた成分が白い水垢となるのです。

また、水道水が蒸発した場合にも水道水に含まれるミネラル成分によって水垢ができてしまいます。これらの水垢は水に溶けやすいという性質を持ちます。

油性の水垢

油性の水垢は、車に使われるグリスやカーワックスなどが、雨によって溶けて流れた後にできるものです。車の多くの部品には、防水や潤滑を目的としてグリスが使われています。

これらが雨で少しずつ溶けて流れ出し、雨が上がった後に水分だけが蒸発すると水垢になるのです。

さらに、ボディを美しく見せるカーワックスやコーティング剤も、雨水で少しずつ流れ出すため水垢の原因となります。

油性の水垢は水では落としにくいうえに、放置すると固着して取れなくなってしまいます。

ガラスの水垢

ガラスの水垢は、水の中のミネラル成分が乾いて結晶となり、自動車のガラスに付着したものです。その形状から「ウロコ」とも呼ばれます。

水垢は主にフロントガラスに見られますがサイドガラスやリアガラスにも発生し、白っぽい色をしているためプライバシーガラスではより目立って見えます。

ガラスの水垢は結晶化して固くこびりついているので、スポンジやクロスで強くこすっても取れません。また、時間が経つにつれて厚くなるので、早めの処置が必要になります。

車に付着した水垢を落とす方法

水垢には、水性のものと油性のものがあることがわかりました。ここからは、これらの水垢を落とす方法について解説します。

具体的には、カーシャンプーで落とす方法に加えて、水垢クリーナーを使う対処法があります。

カーシャンプーで落とす

水性・油性に関わらず、付いたばかりの水垢はカーシャンプーで落とせます。

カーシャンプーは油性の水垢にも対応しているうえに車の塗装面への影響も小さくて済むので、新しくできた水垢を落とすには最適のツールです。

水垢を落とす際は、ボディ全体を水洗いした後にカーシャンプーをしっかりと泡立ててから、やわらかな素材でできたスポンジで優しく落としていきましょう。

なお、水性の水垢であれば水洗いのみでも除去は可能です。

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固着してしまった水垢の対処法

長期間放置したことにより固着してしまった水垢は、「水垢クリーナー」という専用のもので落としましょう。

このクリーナーは、通常の方法で洗車して汚れや水垢をきれいに落としたうえで、残った頑固な水垢に直接吹き付けて乾燥させてから拭き取ります。

製品には、ワックス効果があるものやコンパウンドが入ったタイプもあります。コンパウンド入りのクリーナーは汚れがよく落ちますが、磨き過ぎると跡になったり、塗装にダメージを与えてしまったりするので注意が必要です。

また、製品によっては黒などの濃いボディの色に対応していないものもあります。カー用品店などでクリーナーを選ぶ際には、どのような成分が配合されているのかを確認し、自分の車にあった製品を購入しましょう。

車の水垢を早く落とした方が良い理由

水垢が発生した場合は、できるだけ早く落とさなければなりません。その理由として、水垢が落ちにくくなることに加えてコーティングの効果が薄まること、さらには塗装がはがれてしまうことが挙げられます。

それぞれくわしく解説していきます。

水垢が落ちにくくなる

水垢を早く落とした方が良い理由の1つとして、時間が経過するにつれて水垢が落ちにくくなってしまうことが挙げられます。

水垢は放置すると同じ箇所に汚れが蓄積していき、固着します。こうなってしまうと、カーシャンプーを用いてスポンジでこすっても簡単には落とせません。

ボディへダメージを与えるリスクを抱えながら、水垢クリーナーやコンパウンドを使って落とさなければならなくなるのです。

これらの理由から、ボディに付着した水垢はできるだけ早く取り除きましょう。

コーティングの効果が薄れる

2つ目の理由は、水垢を放置するとコーティングの効果を弱めてしまうことです。コーティングを施工した車は、はっ水効果によって水が流れやすいため水垢が発生しにくいと思いがちですが、実はそうではありません。

コーティング皮膜があっても拭き上げをしない限り、いくらか水滴が残り水垢となって光沢が失われるなど、コーティングの効果が薄れてしまいます。

また、水垢が残っている上からコーティングを施工しても、ボディを保護する層はすぐに無くなってしまうのです。

塗装がはがれやすくなってしまう

水垢を長期間放置すると、塗装がはがれやすくなってしまいます。水垢が発生している状態で車が濡れると、そこにさらに水滴が付着します。

この水滴がレンズの働きをして太陽の光を集光し、塗装を焼いて薄くしてしまうのです。これを、ウォータースポットといいます。

ウォータースポットで薄くなった塗装は、簡単にはがれてしまいます。水垢を放置すると、ボディに深刻なダメージを与えてしまうことを覚えておきましょう。

車の水垢落としを依頼した場合の料金

長期間の放置によって固着してしまってどうしても自分では落とせない水垢がある場合は、業者に作業を依頼しましょう。

水垢落としの依頼先としては、カーディーラー、ガソリンスタンド、自動車整備工場、そしてコーティング専門店の4つがあります。

カーディーラーに依頼した場合の料金

■料金相場:2,000〜6,000円程度

カーディーラーでは基本的に単体サービスではなく、洗車メニューの1つとして水垢落としに対応しています。料金は店舗ごとに異なるうえ、車の大きさによっても変動します。

その相場は2,000〜6,000円ほどですが、海外メーカーのディーラーではさらに高額での対応となります。

また、ディーラーでも手に負えないような水垢は外注になるので、支払金額には業者の作業料金に加え、仲介手数料が加算されます。

ガソリンスタンドに依頼した場合の料金

■料金相場:5,000〜15,000円程度

洗車サービスを展開しているガソリンスタンドでも、水垢落としの依頼は可能です。ガソリンスタンドでは「Keeper」など、別の業者のコーティング剤を使用しています。

したがって、水垢落とし単体ではなくボディのコーティングをセットにしたサービス提供であるケースが多く、その工賃は割高に設定されています。

ただし、水垢がつきにくいコーティングが施されるので、再発防止になります。

自動車整備工場に依頼した場合の料金

■料金相場:1,500〜8,500円程度

近所にある自動車整備工場でも、水垢落としの依頼は可能です。自動車整備工場では、ユーザーの細かな要望に臨機応変に対応してもらえます。

部分的な水垢であれば、工場で保有している水垢クリーナーなどでサッと落としてもらえるかもしれません。その場合は、作業料金は割安で済みます。

一方で、長期間放置して固着してしまった水垢は取引先の専門業者への外注となるため、料金は高くなるでしょう。

コーティング専門店に依頼した場合の料金

■料金相場:7,000〜15,000円程度

コーティングを専門とする業者でも、水垢落としの依頼は可能です。コーティング専門店でもガソリンスタンドと同様に、単体メニューは設けていません。

水垢落としは、本業であるコーティングの下処理としてサービス提供しているため、他店と比べて工賃は高めです。

ただし、作業はコーティングの専門スタッフが担当するので、品質が非常に高いという点がメリットです。

車の水垢を防ぐ方法

ここからは、どうやったら車に付着する水垢を防げるのか、その方法について紹介していきます。

水垢を防ぐには、保管場所に気をつけるほか、ワックスやコーティングを施工するという対処法があります。

保管場所に気をつける

水垢を防ぐために最も有効な方法は、雨水などに触れないような場所に駐車することです。

水垢は雨水でボディが濡れることによって発生するので、対策としては車庫に入れるか、車体にカバーをかけるなどの方法を取るのが良いでしょう。

ただし、雨に濡れないように保管していても、定期的なメンテナンスは必要です。

雨の中を走行した場合はそのまま放置せず、できるだけ早く水で流してからやわらかなクロスで水分を拭き上げるようにすると、水垢はほぼ発生しなくなります。

ワックスやコーティングを施工する

ワックスやコーティングを施工することによっても、水垢は防げます。

いくら保管場所に気を付けていても、まったく雨に濡れないように走行することは不可能であり、走行から戻る度にカバーをかけるのも大変です。

はっ水効果のあるワックスやコーティングを施工すれば、ボディに水分が残りにくくなるため水垢ができる確率が格段に下がります。

ただし、ワックスは油性の水垢ができる原因となるうえに頻繁な作業が必要になるので、忙しい場合はコーティングを施工しましょう。

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まとめ

今回は、車に付着する水垢の種類と発生の原因、そして水垢を落とす方法や業者に作業を依頼する場合の料金などについて解説しました。

水垢には水性のものと油性のものがあり、どちらも発生してすぐであればカーシャンプーで取り除けますが、固着しているものは水垢クリーナーで落とす必要があります。

水垢は長期間放置するとボディに固着してしまい、簡単には取れないばかりかコーティングの効果を弱めたり塗装にダメージを与えたりするので、早めの除去が肝心です。

自分で除去できない水垢は、業者に依頼して落としましょう。この記事を参考に、大切な愛車に水垢が発生しないように対策してくださいね。

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