
ハイブリッド車の購入を考えている方の中には、ご自身の目的や乗り方がハイブリッド車に向いているのか?買っていいのかが不安だという方もいるでしょう。一般的なエンジン車とハイブリッド車では、特徴が異なるため、理解した上で購入することをおすすめします。
この記事では、損をしないために、ハイブリッド車を買ってはいけない人の特徴や失敗するケースを解説していきます。
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目次
ハイブリッド車を買ってはいけない人の特徴

ハイブリッド車を買ってはいけない人は、主に車に負荷をかける運転が多いという特徴があります。なぜなら、ハイブリッドは、重い荷物やアクセルワークが激しい人にはあまり向いていない仕組みだからです。それぞれ解説していきましょう。
走行距離が少ない人
ハイブリッド車はガソリン車に比べるとハイブリッドシステム代やバッテリー代などを合わせて数十万円高く販売されています。
ガソリン車より燃費が良いですが、車体代金の「元を取る」には年間で10,000km以上の走行を10年以上することが必要です。走行距離が少ない人には不向きだと言えます。
高速道路をよく利用する人
ハイブリッド車は、高速道路をよく走行する人には向いていない車種だと言えるでしょう。ハイブリッド車の得意とする走行方法はエンジンとバッテリー2つの動力源で走行する事です。
そのため、バッテリーの貯蔵を活かす為にはエンジンを低〜中回転で維持する必要があり、アクセルを踏んで加速する際にはエンジンのみの力となり、燃費が悪くなってしまいます。
運転の荒い人
運転が荒い人は急加速、急ブレーキなどの運転、ハイブリッド性能を活かしきれず燃費が悪くなってしまうことが特徴です。ハイブリッド車は、勢いがある加速には電気の供給が間に合わずエンジンのみを使用し加速していきます。一定速度を維持する時に電気とエンジンを用いることで燃費の向上を実現できます。
ロードノイズが気になる
ハイブリッド車ではエンジン音が小さいことが特徴であるため、ロードノイズが聞こえやすくなります。どのような車両でも、運転中はタイヤから「ゴーゴー」といったロードノイズが発生してしまいます。
エンジン車ではエンジン音でかき消されていたロードノイズも、ハイブリッド車では聞こえてしまうので、「今まで聞こえてなかった音が気になり不快」になることもあるので、注意が必要です。
安い中古車がいいと思っている
ハイブリッド車の安い中古車は注意が必要です。各部品の劣化や摩耗が進んでいる可能性があり、すぐに不具合が出てしまう可能性があります。ハイブリッド車の場合、修理や部品の交換に高額な費用が必要になる場合があります。
安く購入してもメンテナンスに費用がかかると、安く購入した意味が無くなるので登録年月日や走行距離に注意して選ぶ必要があります。
寒い地域に住んでいる
寒い地域では暖房の使用は必須のため、燃費が悪くなってしまいます。そのため、ハイブリッド車は向いていないと言えます。
車の暖房はエンジンの熱を利用して暖かい風を送ることが必要です。そのため、強制的にエンジンを始動させてしまいます。電気で走行できる場面でもエンジンを動かしてしまい燃費が悪くなってしまうのです。
買ってはいけないハイブリッド車の特徴

買ってはいけないハイブリッド車とは、燃費が悪く、バッテリー寿命が近付いているような状態の車を指します。価格が高いだけでなく、他の車よりも燃料代やメンテナンス代が費用が掛かるので注意が必要です。以下で、詳しく解説していきます。
燃費がよくない車
燃費が悪いハイブリッド車はハイブリッド車のメリットを活かせない可能性があります。燃費をよくするためにエンジン車よりも本体価格の高いハイブリッド車を購入するのであれば、燃費の良し悪しはしっかりと判断することが必要です。
車体重量が重かったり、荷物を多くのせたりできるハイブリッド車は自ら燃費を悪くしてしまう可能性があります。
また、カタログの燃費性能の数値をしっかりと確認することも大切です。
バッテリーの寿命が近づいている中古ハイブリッド車
バッテリーが寿命を迎えた場合、高額な修理代が必要になるため事前の確認が必要です。ハイブリッド車には、エンジン車にも使用されてる補機バッテリーと駆動用バッテリーの2種類が搭載されており、購入時には2つのバッテリー交換の有無を確認しておきましょう。
補機バッテリーの寿命は2〜3年で駆動用バッテリーの寿命は10年又は100,000kmが目安です。
ハイブリッド車を買って後悔するケース

新車もしくは中古車でハイブリッド車を買って後悔するケースもあるため注意が必要です。
修理費用が高額になった
ハイブリッド車は電子制御が多いため、ガソリン車と比較すると故障後にすぐ修理をしないといけません。
たとえば、ガソリン車のバッテリー交換の相場は10,000円前後ですが、ハイブリッドの駆動用バッテリーにはリチウムイオンバッテリーを採用しているため、交換に約200,000円〜300,000万円の費用がかかってしまいます。
特に中古車の場合は保証が効かない場合があるので購入の際には注意が必要です。
ハイブリッド車のメリットを活かせない
カタログに記載されている燃費と実際にご自身で走行した時の実燃費には、利用方法によって差が出る場合もあり、メリットを活かせない可能性もあるため注意が必要です。
走行中に使用するエアコンや電装品にもエネルギーが掛かってしまうため、3割ほど燃費効率が下がってしまいます。
車種によって異なりますが、平均速度が25km前後が燃費効率が良いとされており、街乗りで使用すれば信号で止まったり渋滞に巻き込まれたりと止まる時間が長いほど燃費は悪くなるからです。
ハイブリッド車は燃費が良いと言われてるので社用車としても人気が高く普及していますが、多くの荷物を乗せて車載重量を増やすことでも燃費を悪くする原因にも繋がります。
それらの行為は軽い車体で大きな力を必要としないハイブリッド車のメリットを活かせていない状態と言えるでしょう。
おすすめのハイブリッド車5選
トヨタ プリウス

1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したプリウスは、これまでに累計500万台以上が販売されたトヨタの代表的モデルです。現行モデルは5代目となり、従来の燃費性能に加えて、スタイリッシュなデザインと走行性能の向上が図られています。
2.0Lハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は196PSと力強さも兼備。ハイブリッド車でありながらスポーティな加速と優れた静粛性を実現しています。トヨタ最新の「Toyota Safety Sense」や、コネクティッドナビ、デジタルインナーミラーなど先進装備も充実しています。
荷室容量は410L(E-Four車)と、日常使いにも十分な実用性を確保。燃費は27.2〜32.6km/L(WLTCモード)とトップクラスの低燃費を誇り、環境性能と経済性を重視するユーザーから高い支持を得ています。日常の移動はもちろん、ロングドライブにも適した次世代ハイブリッドカーです。
ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルは2013年に初代が登場し、SUVらしい力強さとクーペのような流麗なデザインで人気を博しました。2021年にフルモデルチェンジした現行モデルは2代目で、洗練されたデザインと走りの進化により、より幅広い層から支持を集めています。
パワートレインには1.5Lのe:HEV(ハイブリッド)を搭載し、モーター主体の滑らかな加速と優れた燃費性能を両立しています。また、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、コンパクトSUVながら後席・荷室ともにゆとりある空間を実現しています。
先進安全装備「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しており、高速道路での渋滞追従やブレーキ制御など安心の運転支援を提供します。荷室容量は393Lと日常使いにも十分な広さがあり、シートアレンジによって長尺物の積載にも柔軟に対応可能です。燃費は22.0〜25.0km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れた万能型SUVです。
トヨタ アクア

アクアは2011年に登場したコンパクトハイブリッドカーで、プリウスに次ぐ新たな低燃費車として注目を集めました。現行モデルは2021年に発売された2代目で、トヨタの最新プラットフォーム「TNGA(GA-B)」を採用し、走行性能と快適性が大きく進化しています。
1.5Lエンジン+第4世代ハイブリッドシステムにより、スムーズな加速と高い静粛性を実現しています。中でも「E-Four(電気式4WD)」モデルは、雪道や雨の日も安定した走行が可能です。
燃費性能はシリーズ最高クラスの35.8km/L(WLTCモード)を誇り、日常使いの経済性に優れています。
先進安全装備「Toyota Safety Sense」や、全車速追従型クルーズコントロール、パーキングサポートブレーキなども充実しており、初めての車にも安心して選べます。
荷室容量は305Lで、後席を倒すことで長尺物にも対応可能。コンパクトながら使い勝手がよく、街乗りにも長距離にも対応できる万能な一台です。
スズキ ソリオ
ソリオは、都市部での取り回しやすさと、ファミリー向けの実用性を両立したコンパクトトールワゴンです。現行モデルは2020年に登場し、ボディサイズを拡大しながらも、最小回転半径4.8mという優れた小回り性能を維持しています。
パワートレインには、1.2Lデュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルと、EV走行も可能なフルハイブリッドモデル「HYBRID SZ」が用意されています。フルハイブリッド車では、駆動用モーターとリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみでの走行も可能です。より静かで環境にやさしいドライブフィールを実現しています。燃費はマイルドハイブリッドが19.6km/L(2WD)、フルハイブリッドが22.3km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れています。
安全面では、全車に先進の予防安全装備「スズキ セーフティ サポート」を標準装備しています。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)などが充実。また、後方からの車両を検知して知らせる機能や、後退時ブレーキサポートなど、駐車時や夜間走行の安心感も高めています。
インテリアは広々としており、後席はスライドとリクライニングが可能で、乗る人それぞれが快適に過ごせます。荷室はリアシートをスライドすることで柔軟に容量調整ができ、大きな荷物にも対応可能です。全方位モニター対応ナビやシートヒーター、ワイヤレス充電など、日常の使い勝手を高める快適装備も揃っています。
街乗りから家族での遠出まで、幅広いシーンに対応できる実力派コンパクトです。
トヨタ ライズ
ライズは、2019年11月にデビューした5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。「コンパクトなのにSUVらしさをしっかり備えた一台」として、日常使いとレジャー利用の両方に応えるアクティブなモデルです。
ボディサイズは全長3,995 mm×全幅1,695 mmで、クラスを超える存在感を演出しながらも、小回りを犠牲にしない設計になっています。また、荷室容量は369 L(デッキボード低位置時)と、コンパクトなボディながら収納力も高く、リアシートを倒すとさらに広がります。
走行性能面では、新開発の軽量高剛性ボディとサスペンションによって、安定した走りと快適な乗り心地を両立しています。パワートレインは、1.0 LターボエンジンにD-CVT(デュアルモード式CVT)を組み合わせた構成で、高速域での効率化と低速域の加速性能を両立する設計が特徴です。
さらに、ライズにはハイブリッド仕様も展開されています。1.2 LのWA-VEXエンジンによるe‑SMARTハイブリッドシステムを採用しており、モーター駆動によるスムーズな加速とクラストップレベルの低燃費性能を実現しています。
安全性能としては、「全車速追従型アダプティブクルーズコントロール」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援機能)」など、先進の運転支援技術が充実しています。日常の運転をしっかりサポートしてくれる装備が揃っています。
まとめ
この記事では、ハイブリッド車は買ってはいけない人や不向きな人の特徴と失敗ケースを紹介してきました。
燃費に魅力を感じ、その点において金銭的なメリットを受けたい人にとっては気をつけなければなりません。1年間の走行距離が少ない方や暖房を良く使用する地域に住んでいる方。多くの荷物を運ぶ方には金額的なメリットを感じづらくなってしまいます。
また、ハイブリッド車の中古車を選ぶ際にはバッテリー消耗具合を確認し、どれくらいで交換が必要かなどの判断することも必要と言えます。
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