ハイブリッド車は買ってはいけない?不向きな人の特徴と失敗ケース

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  • 投稿日:2023/01/25
  • 更新日:2024/03/04
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ハイブリッド車の購入を考えている方の中には、ご自身の目的や乗り方がハイブリッド車に向いているのか?買っていいのかが不安だという方もいるでしょう。一般的なエンジン車とハイブリッド車では、特徴が異なるため、理解した上で購入することをおすすめします。

この記事では、損をしないために、ハイブリッド車を買ってはいけない人の特徴や失敗するケースを解説していきます。


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ハイブリッド車を買ってはいけない人の特徴

ハイブリッド車を買ってはいけない人は、主に車に負荷をかける運転が多いという特徴があります。なぜなら、ハイブリッドは、重い荷物やアクセルワークが激しい人にはあまり向いていない仕組みだからです。それぞれ解説していきましょう。

走行距離が少ない人

ハイブリッド車はガソリン車に比べるとハイブリッドシステム代やバッテリー代などを合わせて数十万円高く販売されています。

ガソリン車より燃費が良いですが、車体代金の「元を取る」には年間で10,000km以上の走行を10年以上することが必要です。走行距離が少ない人には不向きだと言えます。

高速道路をよく利用する人

ハイブリッド車は、高速道路をよく走行する人には向いていない車種だと言えるでしょう。ハイブリッド車の得意とする走行方法はエンジンとバッテリー2つの動力源で走行する事です。

そのため、バッテリーの貯蔵を活かす為にはエンジンを低〜中回転で維持する必要があり、アクセルを踏んで加速する際にはエンジンのみの力となり、燃費が悪くなってしまいます。

運転の荒い人

運転が荒い人は急加速、急ブレーキなどの運転、ハイブリッド性能を活かしきれず燃費が悪くなってしまうことが特徴です。ハイブリッド車は、勢いがある加速には電気の供給が間に合わずエンジンのみを使用し加速していきます。一定速度を維持する時に電気とエンジンを用いることで燃費の向上を実現できます。

ロードノイズが気になる

ハイブリッド車ではエンジン音が小さいことが特徴であるため、ロードノイズが聞こえやすくなります。どのような車両でも、運転中はタイヤから「ゴーゴー」といったロードノイズが発生してしまいます。

エンジン車ではエンジン音でかき消されていたロードノイズも、ハイブリッド車では聞こえてしまうので、「今まで聞こえてなかった音が気になり不快」になることもあるので、注意が必要です。

安い中古車がいいと思っている

ハイブリッド車の安い中古車は注意が必要です。各部品の劣化や摩耗が進んでいる可能性があり、すぐに不具合が出てしまう可能性があります。ハイブリッド車の場合、修理や部品の交換に高額な費用が必要になる場合があります。

安く購入してもメンテナンスに費用がかかると、安く購入した意味が無くなるので登録年月日や走行距離に注意して選ぶ必要があります。

寒い地域に住んでいる

寒い地域では暖房の使用は必須のため、燃費が悪くなってしまいます。そのため、ハイブリッド車は向いていないと言えます。

車の暖房はエンジンの熱を利用して暖かい風を送ることが必要です。そのため、強制的にエンジンを始動させてしまいます。電気で走行できる場面でもエンジンを動かしてしまい燃費が悪くなってしまうのです。

買ってはいけないハイブリッド車の特徴

買ってはいけないハイブリッド車とは、燃費が悪く、バッテリー寿命が近付いているような状態の車を指します。価格が高いだけでなく、他の車よりも燃料代やメンテナンス代が費用が掛かるので注意が必要です。以下で、詳しく解説していきます。

燃費がよくない車

燃費が悪いハイブリッド車はハイブリッド車のメリットを活かせない可能性があります。燃費をよくするためにエンジン車よりも本体価格の高いハイブリッド車を購入するのであれば、燃費の良し悪しはしっかりと判断することが必要です。

車体重量が重かったり、荷物を多くのせたりできるハイブリッド車は自ら燃費を悪くしてしまう可能性があります。

また、カタログの燃費性能の数値をしっかりと確認することも大切です。

バッテリーの寿命が近づいている中古ハイブリッド車

バッテリーが寿命を迎えた場合、高額な修理代が必要になるため事前の確認が必要です。ハイブリッド車には、エンジン車にも使用されてる補機バッテリーと駆動用バッテリーの2種類が搭載されており、購入時には2つのバッテリー交換の有無を確認しておきましょう。

補機バッテリーの寿命は2〜3年で駆動用バッテリーの寿命は10年又は100,000kmが目安です。

ハイブリッド車を買って後悔するケース

新車もしくは中古車でハイブリッド車を買って後悔するケースもあるため注意が必要です。

修理費用が高額になった

ハイブリッド車は電子制御が多いため、ガソリン車と比較すると故障後にすぐ修理をしないといけません。

たとえば、ガソリン車のバッテリー交換の相場は10,000円前後ですが、ハイブリッドの駆動用バッテリーにはリチウムイオンバッテリーを採用しているため、交換に約200,000円〜300,000万円の費用がかかってしまいます。

特に中古車の場合は保証が効かない場合があるので購入の際には注意が必要です。

ハイブリッド車のメリットを活かせない

カタログに記載されている燃費と実際にご自身で走行した時の実燃費には、利用方法によって差が出る場合もあり、メリットを活かせない可能性もあるため注意が必要です。

走行中に使用するエアコンや電装品にもエネルギーが掛かってしまうため、3割ほど燃費効率が下がってしまいます。

車種によって異なりますが、平均速度が25km前後が燃費効率が良いとされており、街乗りで使用すれば信号で止まったり渋滞に巻き込まれたりと止まる時間が長いほど燃費は悪くなるからです。

ハイブリッド車は燃費が良いと言われてるので社用車としても人気が高く普及していますが、多くの荷物を乗せて車載重量を増やすことでも燃費を悪くする原因にも繋がります。

それらの行為は軽い車体で大きな力を必要としないハイブリッド車のメリットを活かせていない状態と言えるでしょう。

まとめ

この記事では、ハイブリッド車は買ってはいけない人や不向きな人の特徴と失敗ケースを紹介してきました。

燃費に魅力を感じ、その点において金銭的なメリットを受けたい人にとっては気をつけなければなりません。1年間の走行距離が少ない方や暖房を良く使用する地域に住んでいる方。多くの荷物を運ぶ方には金額的なメリットを感じづらくなってしまいます。

また、ハイブリッド車の中古車を選ぶ際にはバッテリー消耗具合を確認し、どれくらいで交換が必要かなどの判断することも必要と言えます。

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