
ハイブリッド車が市場に登場してから20年以上が経過し、現在では、各メーカーの主力の車種となっています。大人気となったハイブリッド車の購入を検討されている方も多いとは思いますが、その一方で、「ハイブリッド車のバッテリーには寿命があり、その交換には高額の費用がかかる」ことがネックとなって、躊躇されている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ハイブリッド車のバッテリーの寿命や交換費用、安心して購入するための中古車の選び方について解説します。
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目次
ハイブリッド車のバッテリー寿命は?

ハイブリッド車には、駆動用バッテリーと補機バッテリーの、2種類のバッテリーが搭載されています。それぞれ異なった役割を持ち、バッテリーの寿命にも大きな差があります。
駆動用バッテリーの寿命
駆動用バッテリーとは走行のための動力源となるバッテリーで、大容量で高電圧のニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池が使われています。重量も重いため、車重バランスを取るために、搭載されている場所の多くは、後部座席の下やトランクルームの下などの車両下部です。
その寿命はかなり長く、トヨタ、日産、ホンダの3社とも保証期間を5年間または10万km走行に設定しています。実際の寿命は、期間では10年以上、走行距離では15万km〜20万kmまで耐えられるような仕様になっている場合もあります。
補機バッテリーの寿命
補機バッテリーは、ハイブリッドシステムの起動や、エンジンやブレーキなどの制御システム、ナビゲーションやオーディオなどのアクセサリー系統で使用される、12Vの鉛蓄電池です。
設置場所は、トランクルームや、車両後方の室内であることが多くなっています。こちらは、通常のガソリン車と同様、定期的に交換することが必要で、その目安は4〜5年です。
ハイブリッドシステムが起動しない場合や、短期間に何度もバッテリー上がりが起こる場合には、交換時期と考えた方が良いでしょう。
ハイブリッド車のバッテリーは交換が必要?

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命は、通常のガソリン車のバッテリーと比べてかなり長くなっていますが、それでも無限に使用できるわけではありません。どのような状況で交換が必要になるのかを解説します。
通常の運転であれば交換の必要はない
駆動用のバッテリーは、交換の目安が10年以上、走行距離15万km以上となっているため、通常の走行であれば、新車で購入して一度も交換せずに手放すケースも多く見られます。特に年式が新しいものほど改良が進み、性能が進化しています。
中古車のオークションに出品された平成21年(2009年)式以降のトヨタ・プリウスやホンダ・インサイトでは、10万km〜20万km走行した車でもバッテリーの警告灯が点灯するケースがほとんどないとも言われています。
しかし、以下のような場合は交換の必要が出てきます。
・10年以上乗り続ける場合
・普段から渋滞でノロノロ運転をすることが多い
・バッテリー残量が極端に少ない、または満タンの状態で駐車する
・夏場に締め切ったガレージに放置する
燃費の悪化などの予兆が出た時には注意が必要で、警告灯が点灯した際には、すぐに交換することをお勧めします。
ハイブリッド車の種類とバッテリー負荷
ひと口にハイブリッド車と言っても、以下の3種類があります。
・シリーズ方式
・パラレル方式
・スプリット方式
シリーズ方式では、エンジンはバッテリーへの蓄電でのみ使われ、走行は完全にモーターのみの駆動です。
パラレル方式は、走行はエンジンが主体で、発進や加速時にモーターがアシストするものです。
スプリット方式は、走行状態によってエンジンとモーターが切り替わり、低速時にはモーター、高速時にはエンジンが作動するシステムです。
シリーズ方式はほとんどEVに近いため、バッテリーへの依存度が高いのですが、パラレル方式とスプリット方式は、ガソリンエンジンと併用する形になるのでバッテリー負荷が少なく、バッテリー寿命も長くなります。
ハイブリッド車のバッテリー交換費用

通常のガソリン車であれば、バッテリー交換を自分で行う、という方もいるかと思います。しかし、ハイブリッド車の場合は、専用工具の必要性や感電の危険性があるため、業者に依頼しなければなりません。その際の費用について解説します。
駆動用バッテリー
駆動用のバッテリーは、大容量で高電圧の仕様になっているため、部品の代金が高額になっています。特にメーカー純正品は高額で、15〜30万円が目安です。整備工場や修理工場ではリビルド品を取り扱っている場合があり、価格を抑えることが可能です。
リビルド品とは、廃車となった車から利用できる部品を取り出して再利用したもので、品質にばらつきがありますが、7〜10万円と比較的安価で入手できます。それ以外に、工賃として2〜5万円必要になります。
補機バッテリー
補機バッテリーは、通常のガソリンエンジンと同じ12Vの鉛蓄電池ですが、設置場所がエンジンルームではなく室内です。そのため、バッテリーで発生したガスを室外に排出する機能がついており、その分若干割高になっています。
部品の価格は、メーカー純正品で3万円程度、ブランド適合品で1.5万円程度が目安で、工賃は1万円以内に収まることが多いでしょう。また、補機バッテリーは定期的に交換が必要なので、車検などの定期点検と一緒に交換を依頼すると、作業工賃を低く抑えることができます。
バッテリー寿命を考慮した中古ハイブリッド車の選び方

ハイブリッド車を新車で購入しようとすると、ガソリン車と比べて割高なイメージがありますが、中古車であればリーズナブルな価格で手に入ります。しかし、バッテリーの寿命で交換が必要な場合や、その他の修理が必要な場合は、その費用が高額になるため注意が必要です。
使用年数と走行距離
ハイブリッドの中古車を選ぶ際には、年式と走行距離のバランスを見ることが大切です。
10年近く乗られている、もしくは走行距離が10万km以上の車で、バッテリーが交換されていないものは、購入後に交換が必要になる場合もあります。また、走行距離が極端に少ないものも、長時間乗車しないことによる放電で、バッテリー性能が低下していることにも注意が必要です。
ハイブリッド車は、年式が新しくなればなるほど性能が進化しているので、予算の範囲内でできるだけ年式の新しいものを選んだ方が、購入後のメンテナンス費用を抑えることができるでしょう。
おすすめのハイブリッド車5選
トヨタ プリウス

1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したプリウスは、これまでに累計500万台以上が販売されたトヨタの代表的モデルです。現行モデルは5代目となり、従来の燃費性能に加えて、スタイリッシュなデザインと走行性能の向上が図られています。
2.0Lハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は196PSと力強さも兼備。ハイブリッド車でありながらスポーティな加速と優れた静粛性を実現しています。トヨタ最新の「Toyota Safety Sense」や、コネクティッドナビ、デジタルインナーミラーなど先進装備も充実しています。
荷室容量は410L(E-Four車)と、日常使いにも十分な実用性を確保。燃費は27.2〜32.6km/L(WLTCモード)とトップクラスの低燃費を誇り、環境性能と経済性を重視するユーザーから高い支持を得ています。日常の移動はもちろん、ロングドライブにも適した次世代ハイブリッドカーです。
ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルは2013年に初代が登場し、SUVらしい力強さとクーペのような流麗なデザインで人気を博しました。2021年にフルモデルチェンジした現行モデルは2代目で、洗練されたデザインと走りの進化により、より幅広い層から支持を集めています。
パワートレインには1.5Lのe:HEV(ハイブリッド)を搭載し、モーター主体の滑らかな加速と優れた燃費性能を両立しています。また、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、コンパクトSUVながら後席・荷室ともにゆとりある空間を実現しています。
先進安全装備「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しており、高速道路での渋滞追従やブレーキ制御など安心の運転支援を提供します。荷室容量は393Lと日常使いにも十分な広さがあり、シートアレンジによって長尺物の積載にも柔軟に対応可能です。燃費は22.0〜25.0km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れた万能型SUVです。
トヨタ アクア

アクアは2011年に登場したコンパクトハイブリッドカーで、プリウスに次ぐ新たな低燃費車として注目を集めました。現行モデルは2021年に発売された2代目で、トヨタの最新プラットフォーム「TNGA(GA-B)」を採用し、走行性能と快適性が大きく進化しています。
1.5Lエンジン+第4世代ハイブリッドシステムにより、スムーズな加速と高い静粛性を実現しています。中でも「E-Four(電気式4WD)」モデルは、雪道や雨の日も安定した走行が可能です。
燃費性能はシリーズ最高クラスの35.8km/L(WLTCモード)を誇り、日常使いの経済性に優れています。
先進安全装備「Toyota Safety Sense」や、全車速追従型クルーズコントロール、パーキングサポートブレーキなども充実しており、初めての車にも安心して選べます。
荷室容量は305Lで、後席を倒すことで長尺物にも対応可能。コンパクトながら使い勝手がよく、街乗りにも長距離にも対応できる万能な一台です。
スズキ ソリオ
ソリオは、都市部での取り回しやすさと、ファミリー向けの実用性を両立したコンパクトトールワゴンです。現行モデルは2020年に登場し、ボディサイズを拡大しながらも、最小回転半径4.8mという優れた小回り性能を維持しています。
パワートレインには、1.2Lデュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルと、EV走行も可能なフルハイブリッドモデル「HYBRID SZ」が用意されています。フルハイブリッド車では、駆動用モーターとリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみでの走行も可能です。より静かで環境にやさしいドライブフィールを実現しています。燃費はマイルドハイブリッドが19.6km/L(2WD)、フルハイブリッドが22.3km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れています。
安全面では、全車に先進の予防安全装備「スズキ セーフティ サポート」を標準装備しています。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)などが充実。また、後方からの車両を検知して知らせる機能や、後退時ブレーキサポートなど、駐車時や夜間走行の安心感も高めています。
インテリアは広々としており、後席はスライドとリクライニングが可能で、乗る人それぞれが快適に過ごせます。荷室はリアシートをスライドすることで柔軟に容量調整ができ、大きな荷物にも対応可能です。全方位モニター対応ナビやシートヒーター、ワイヤレス充電など、日常の使い勝手を高める快適装備も揃っています。
街乗りから家族での遠出まで、幅広いシーンに対応できる実力派コンパクトです。
トヨタ ライズ
ライズは、2019年11月にデビューした5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。「コンパクトなのにSUVらしさをしっかり備えた一台」として、日常使いとレジャー利用の両方に応えるアクティブなモデルです。
ボディサイズは全長3,995 mm×全幅1,695 mmで、クラスを超える存在感を演出しながらも、小回りを犠牲にしない設計になっています。また、荷室容量は369 L(デッキボード低位置時)と、コンパクトなボディながら収納力も高く、リアシートを倒すとさらに広がります。
走行性能面では、新開発の軽量高剛性ボディとサスペンションによって、安定した走りと快適な乗り心地を両立しています。パワートレインは、1.0 LターボエンジンにD-CVT(デュアルモード式CVT)を組み合わせた構成で、高速域での効率化と低速域の加速性能を両立する設計が特徴です。
さらに、ライズにはハイブリッド仕様も展開されています。1.2 LのWA-VEXエンジンによるe‑SMARTハイブリッドシステムを採用しており、モーター駆動によるスムーズな加速とクラストップレベルの低燃費性能を実現しています。
安全性能としては、「全車速追従型アダプティブクルーズコントロール」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援機能)」など、先進の運転支援技術が充実しています。日常の運転をしっかりサポートしてくれる装備が揃っています。
まとめ
ハイブリッド車のバッテリー寿命や交換にかかる費用、中古車の選び方を解説してきました。
ハイブリッド車は、駆動用バッテリーの寿命は長い反面、交換の費用は高額になります。一方、補機バッテリーの交換費用はそれほど高額ではない反面、定期的に交換が必要になることがわかりました。
中古車を選ぶ際には、年式と走行距離のバランスをしっかりチェックすれば、購入後も安心してカーライフを楽しめるでしょう。ぜひ参考にしてください。
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- 費用やプランなど、サービスの詳細を聞きたい
- どんなプランが良いのかアドバイスをもらいたい
- 乗りたいクルマがあるので探して欲しい
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