ステーションワゴンとは?SUVやハッチバックとの違い

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  • 更新日:2025/07/18
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セダンでもSUVでもないステーションワゴン。似た形にハッチバックもありますが、一体どのような違いなのでしょうか?

この記事では、今回はステーションワゴンの概要や強み、そして選び方を詳しく解説していきます。

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ステーションワゴンとは

ステーションワゴンとは、後部のドアが跳ね上がり式で、座席スペースと荷室空間が分かれないハッチバック式の車です。主に1500cc以上の排気量を誇る、大型の車種を指します。また、通常1.5リッター以下のハッチバックは箱型と呼ばれ、2リッターを超える乗用車はステーションワゴンに分類されます。

SUVとの違い

SUVは、舗装された道路はもちろん、舗装されていない悪路での走破性が高い車です。一方で、ステーションワゴンは、セダンタイプの車から積載量を追加しているようなデザインとなっています。

SUVとステーションワゴンの最も大きな違いは、道路と車の間の隙間を表す「最低地上高(ロードクリアランス)」です。この数値が高いSUVの方が、路面状況の悪い道でも走りやすいことがわかります。

ミニバンとの違い

ミニバンは、ファミリー層や広さ・快適性を重視する方に向いている車です。スライド付きで子供も安全に乗り降りしやすく、3列シートを折り畳めば収納に使えるからです。 オールマイティに使えますがステーションワゴンと比べ安定性に欠け、山道や雪道などの悪路の運転には向きません。

車のデザインや走行性能にこだわりがあり、少人数のドライブが基本な方にはステーションワゴンが便利です。

ステーションワゴンの強み

ここからはステーションワゴンのメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

ラゲッジルームの広さ

ステーションワゴンは、セダンよりも荷物を多く積み込めます。セダンをベースにトランク部分を上部に広げ、荷室空間を拡大したスタイルの車だからです。 後席格納時は、最大長2,025mm、最大幅1,510 mmと872Lの大容量です。

たとえば、トヨタのカローラフィールダーのラゲッジルームは、シートを倒さなくてもゴルフバッグが4個入ります。荷物が積みやすいため大量の買い物をしたときや、長期旅行で家族分のキャリーバッグを運ぶ際も安心です。

安定した走行

ステーションワゴンは、車高が低く重心がしっかりしているため、走行が安定しているというメリットがあります。

たとえば、スバルのレヴォーグは不快な振動低減システムで、乗り心地が良いことが特徴です。また、ホンダのシャトルは曲がる際は減衰力を高める振幅感応型ダンパーを標準装備し、揺れを柔軟に吸収してくれます。

このように、ステーションワゴンは曲がりくねった道などでも安定してスムーズに走りたい方におすすめです。

車中泊も可能

ステーションワゴンは、荷物スペースがキャビンと一体になった使用のため、車中泊にも使えるというメリットもあります。

後部座席を倒せば、車中泊に十分な空間確保が実現します。たとえば、マツダのマツダ6ワゴンは、2列目のシートを倒すと506Lから1648Lまで広くなります。さらにフルフラットタイプであれば、ベッドに近い感覚での就寝が可能です。

おすすめステーションワゴン4選!

スバル レヴォーグ

スバル・レヴォーグは、シンメトリカルAWDと水平対向エンジンの組み合わせにより、優れたバランス性能を実現しています。雨天や積雪、高速道路でも高い安定感を発揮し、その走行性能とハンドリングはワゴンであることを忘れるほどです。

さらに、スバルといえば「アイサイト」。その実力は他社を上回る精度と自然な制御で、多くのレヴォーグユーザーに高く評価されています。

レヴォーグはユーザーの好みに応えるために、エンジンやサスペンションに多彩なチューニングが施され、幅広いニーズに対応できる個性を備えています。また、欧州車に近い走りの質感と上質な内装により、国産車ながらも高級感が感じられるのも魅力です。

他車が1〜2個の特徴に留まる中、レヴォーグはスポーツカーの走り、実用車の使い勝手、高い安全性能のすべてを備えた一台です。

スバル

レヴォーグ

車両本体価格(税込)

3,630,000円〜

月額31,570円〜

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スバル レガシィアウトバック

レガシィアウトバックには、SUVに込めた想いが独自のかたちで表れています。ミドルクラスSUV並みの最低地上高213mmでありながら、長距離でも疲れにくい柔らかな足まわりは、他のSUVにはない特長です。これは北米市場で鍛えられたロングドライブ性能の賜物といえます。

スバル伝統のシンメトリカルAWDに、水平対向エンジンの低重心が組み合わせは、滑りやすい路面や悪路でも抜群の安定感を発揮します。

レガシィアウトバックは北米基準の広い車内空間を持ち、後席・荷室ともにゆとりがあり、単に広いだけでなく、本革シートや11.6インチ大型ディスプレイの採用など、質感の高い仕上がりが魅力です。

レガシィアウトバックは、外観こそSUVですが、乗り心地はワゴンのように快適で、走行性能は本格派という、こだわりの一台といえるでしょう。

スバル

レガシィアウトバック

車両本体価格(税込)

4,510,000円〜

月額34,980円〜

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トヨタ カローラ フィールダー

トヨタ・カローラフィールダーは、華やかさや最先端技術よりも、実直で信頼できる実用車としての完成度が非常に優れている一台です。

営業車として圧倒的な採用実績を誇ることからも分かるように、車両の耐久性に裏打ちされた「長く使える信頼性」は、多くの現場で証明されています。

加えて荷室も、営業車として十分以上の容量を持ち、開口部が低くて広い設計により荷物の積み下ろしも容易です。たとえば家族旅行の際に荷物が多くても問題なく対応できるほか、アウトドア用品などもたっぷり積めるので、仕事用だけでなくファミリーユースやレジャーシーンでも重宝されることは間違いありません。

さらに5ナンバー枠に収まるボディサイズは、日本の道路事情に非常にマッチしており、優れた小回り性能によって「本当にワゴンなのか」と思わせる操縦性を発揮します。

トヨタ

カローラフィールダー

車両本体価格(税込)

1,786,400円〜

月額19,690円〜

  • 初期費用・頭金0
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トヨタ カローラ ツーリング

カローラフィールダーから進化しカローラツーリングとなったことで、欧州基準に則った洗練された外観デザインと、上質な内装を持つクルマへと生まれ変わりました。

カローラツーリングでは、フィールダーとは異なるエクステリアを採用し、従来感じられた商用車的な雰囲気が薄れた点が大きな魅力です。ボディサイズの拡大や先進的なデザインへの刷新、さらに最新システムの搭載などにより、個人にも家族にも納得の装備が充実した一台です。

また、世界中で約100万kmの走行テストを経て開発されたサスペンションは、スポーティーさとしなやかさを兼ね備え、快適なドライブを提供してくれます。

燃費性能、安全装備、乗り心地、実用性のバランスが非常に優れており、特に子育て世代や日常の通勤・買い物にも最適な一台と言えるでしょう。

トヨタ

カローラツーリング

車両本体価格(税込)

2,498,600円〜

月額23,870円〜

  • 初期費用・頭金0
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ステーションワゴンの選び方

次にステーションワゴンの選び方を見ていきましょう。

2WDもしくは4WD

まずは、2WDか4WDのどちらが良いかを確認しましょう。2WDは前輪か後輪の2本のみが駆動し、4WDは全車輪が動く可動方式です。比較的路面が整備された都市部や雪の少ない地域の走行が中心の方は、2WDで差し支えありません。また、4WDと比較すると2WDの方が省エネで、燃費が良くなっています。

アウトドアで使いたいなら

ステーションワゴンは、アウトドアでの使用を目的にしている方にもおすすめな車です。多くの荷物を積めて燃費が良く、車中泊もできるためさまざまな用途で使えるでしょう。ただし、行く場所が山道や雪道など、路面が滑らかではない場所を走りたい場合は安定して走れる4WDを選択することを忘れないようにしましょう。

ステーションワゴンがおすすめな人の特徴

ここではステーションワゴンがおすすめな人の特徴をまとめていきます。特におすすめな人の特徴は以下の通りです。

  • 子どもやお年寄りがいる家庭
  • 燃費の良さと走行性能重視な人
  • 大量の荷物を持ち、移動の機会が多い方

ステーションワゴンは、一定の積荷スペースが確保できるため、アウトドアやゴルフ、買い物、旅行などのシーンでも活用できます。 重い荷物を載せる場合にも、余裕のある空間が備わっているためストレスを感じないでしょう。レジャーで高速道路を良く使うドライブ好きな方にはステーションワゴンがおすすめです。

まとめ

この記事では、ステーションワゴンとは何かという基礎知識から、メリット、選び方まで解説してきました。

ステーションワゴンはボックス型の形状で、乗車部分と積荷スペースを分けたモデルを採用しているため多くの荷物を詰めることが特徴です。また、ミニバンと比べ車体は小さく狭いですが、 走行性能やデザイン性に優れており、車中泊ができる点もメリットです。

ステーションワゴンの購入を検討しているという方は、この記事を参考にしてご自身に合った車を探してみてください。

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著者情報

cars LIFE 編集部

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