月々1万円で利用できるカーリースは?おすすめ車種5つを紹介!

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  • 更新日:2024/11/13

カーリースは、初期費用の負担なし、さらに維持費込みの定額料金の支払いで新車に乗れる方法として注目を集めています。いわば車のサブスクといえるサービスですが、取り扱うのが車という高額なものだけに、月々数万円など、サブスクと考えれば高額な定額料金が発生するのも事実です。

そこで、月々1万円というリーズナブルな価格で利用できるカーリースはあるのか、またできるだけ月額料金を抑える工夫などについて詳しく解説します。

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月々1万円台のカーリースはある?

結論からいえば、月々1万円台のカーリースはあります。月々1万円台の場合、選択できる車は軽自動車が中心になるでしょう。リース会社やプランによっては、1万円を切る料金設定も見られます。

ただし、軽自動車であっても車両本体価格が高い傾向があるスーパーハイトワゴンや、装備の充実した最上位グレードなどは月々1万円を超すケースもあります。また、5年以下など、契約期間が短い場合は月額料金が高くなりがちです。

車種のタイプ別に、リース料金の目安を5年リースの場合で比較してみましょう。

車種タイプ 月額リース料目安(5年リース・ボーナス併用)
軽自動車 10,000円 ~ 20,000円
コンパクトカー 15,000円 ~ 30,000円
セダン 20,000円 ~ 50,000円
SUV 20,000円 ~ 50,000円
ミニバン 30,000円 ~ 60,000円

月々1万円でリースできるおすすめ車種5選

実際に、月々1万円台でリース可能なモデルを5車種紹介します。ここで挙げる車種はリーズナブルな価格帯ながら使い勝手の良さやデザイン性に定評があり、カーリースでも利用者が多い人気モデルです。

ダイハツ ミライース


安さで選ぶなら、ダイハツの軽自動車「ミライース」が真っ先に挙げられます。車の高額化が著しく軽自動車においても150万円を超える車種が多くなっていますが、ミライースは最安グレードであれば100万円を切るリーズナブルな車両本体価格を実現しているのが特徴です。

国産乗用車の最安モデルであり、カーリースにおいても最安の月額料金であるケースがほとんど。プランによっては月々8,000円台から利用できるケースもあります。

車両そのものの価格が安いことに加え、燃費性能も優れているためランニングコストが抑えられるのもうれしいポイントといえるでしょう。

ダイハツ

ミライース

車両本体価格(税込)

992,200円〜

月額8,250円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

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ホンダ N-BOX


今やホンダを代表するモデルといえる軽スーパーハイトワゴン、「N-BOX」。2011年に登場したモデルから3代目となる現行型まで各モデルが高い人気を誇り、軽自動車の絶対王者といえる存在感を示しています。

スーパーハイトワゴンならではの快適な室内空間と使い勝手の良い荷室、さらに後席スライドドアの採用によって乗降性にも優れており、幅広い層に愛される1台です。

軽自動車としては高額なモデルであり、最も安いグレードでも170万円近くするため、カーリースの月額料金は月々均等払いならぎりぎり1万円台に収まるかどうか、というところでしょう。ただし、大人気の車なのでキャンペーンなどでお得に利用できるケースもあります。

ホンダ

N-BOX

車両本体価格(税込)

1,648,900円〜

月額16,060円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々16,060円〜】ホンダ N-BOXの詳細はこちら!

ダイハツ タフト


「カッコいい」SUVタイプの軽自動車といえば、ダイハツ「タフト」です。洗練された都会に似合うスタイルのSUVが多い中、スクエアなボディと張り出したフェンダーなどを備え無骨でラギットな雰囲気を持つのが魅力です。

前席上のガラスルーフ「スカイフィールトップ」を全車に標準装備しており、別次元の開放感の中でドライブが楽しめるでしょう。アウトドアにも適しており、車の中から星空観察するなど、これまでと違った新しいオートキャンプ体験ができるかもしれません。

ダイハツ

タフト

車両本体価格(税込)

1,320,000円〜

月額12,320円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々12,320円〜】ダイハツ タフトの詳細はこちら!

スズキ ハスラー


先述したタフトがタフさを強調したスタイルであるのに対し、同じクロスオーバモデルでもちょっとユーモラスで愛嬌があるスタイルで人気を博しているのがスズキ「ハスラー」です。

ルックスが注目を集めがちなモデルではありますが、軽SUVとしての実力も十分。4WD車は雪道やぬかるみでも安心して走れる「スノーモード」を搭載していることに加え、スタックした時の脱出をサポートしてくれる「グリップコントロール」といった悪路走破性を高める機能も搭載しています。

スズキ

ハスラー

車両本体価格(税込)

1,518,000円〜

月額14,520円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々14,520円〜】スズキ ハスラーの詳細はこちら!

スズキ アルトラパンLC


かわいらしいルックスで女性人気が高いスズキ「アルトラパン」の派生モデルとして登場した「アルトラパンLC」。専用のメッキフロントグリルガーニッシュやホワイトをあしらったアルミホイールなど、レトロ感のあるおしゃれな雰囲気が持ち味です。

チェックのシートや木目調のインパネなどを使用し、今の気分にぴったりのレトロモダンなインテリアもベースモデルであるアルトラパンにはない魅力です。

月々1万円台にリース料を抑える工夫3つ

カーリース料金を月々1万円台に抑えるために、できる工夫について紹介します。

  • リース契約年を長くする
  • 頭金・ボーナス払いを活用する
  • 中古車リースを探す

それぞれ、詳しくみていきましょう。

リース契約年を長くする

一般的にカーリースでは、リース料金の総額を契約月数で割って月々の料金を算出します。そのため、契約年数が長いほど月々の料金は抑えられるのです。

今では契約年数9年、11年といった長期契約の設定があるカーリースも少なくありません。9年や11年になると、月々均等払いであっても月額料金1万円台で利用できる車種の選択肢は多くなります。ボーナス払いを併用するなら、1万円以下に抑えることも可能になるでしょう。

頭金・ボーナス払いを活用する

初期費用なし、月々定額で利用できることがカーリースの魅力のひとつではありますが、月々1万円など月額料金を安くすることを重視するのであれば頭金を入れるのもひとつの手段です。手元の資金に余裕がある場合は、検討してみてもいいかもしれません。

また、ボーナス併用払いを活用し、月々の支払いを抑える方法もあります。リース会社によっては支払月や金額を自由に設定できるケースもあるため、無理のない範囲に設定して月々の負担を抑えるのもおすすめです。

中古車リースを探す

新車リース以外に、中古車リースを提供している会社もあります。中古車は一般的に新車よりも車両本体価格が安いため、新車リースよりもさらに月々の支払額を抑えられるでしょう。

年式や車両の状態、走行距離によって料金が変わってきますが、新車リースの半額程度で利用できる場合もあります。ただし、中古車であるため、メンテナンス費用が高くなる可能性や、最新の安全装備が搭載されていないケースもあることには注意が必要です。

カーリースはどんな人に向いている?

カーリースは多くの方にとって魅力的な選択肢であるといえますが、以下の項目に当てはまる方に特に向いているといえます。

  • 貯蓄がない・切り崩したくない人
  • ずっと定額で車に乗りたい人

実際のシミュレーション結果を紹介しつつ、その理由について解説します。

貯蓄がない・切り崩したくない人

カーリースのメリットの一つとして挙げられるのが、初期費用不要で新車に乗り出せる点です。車を購入する場合、現金一括購入はもちろん、ローンを利用するとしてもある程度の頭金を入れるのが一般的であることに加え、車両登録のための諸費用が必要です。

以下に、人気のホンダ「N-BOX」で購入時の負担についてシミュレーションした結果をまとめました。

【N-BOX ベースグレード2WDの初期費用シミュレーション結果】

カーリース ローン購入 一括払い購入
車両代金または頭金 なし
(月額料金に含まれる)
30万円 168万9,600円
登録諸費用 なし
(月額料金に含まれる)
11万1,600円 11万1,600円
合計 0円 41万1,600円 180万1,200円

※金額は2024年11月7日時点、ホンダ「N-BOX」セルフ見積もりにて算出
※11月登録の前提

カーローンは現金一括購入よりも費用が抑えられるとはいえ、40万円を超えるまとまった金額を用意しなければなりません。

一方カーリースなら頭金がいらないことに加え、登録諸費用がリース料金に含まれているため、初期費用0円でカーライフが始められます。そのため貯金がない、または貯金を切り崩したくない方にはぴったりの車の乗り方といえるのです。

ずっと定額で車に乗りたい人

車には、税金やメンテナンス費用、車検費用などさまざまな維持費が必要です。特に車検や税金は大きな金額になりやすいことに加え、故障などで突然の出費が発生することも少なくありません。

その点カーリースでは、月額料金にそういった維持費が含まれているため契約期間中ずっと定額の支払いでカーライフが維持できます。

以下の表は、N-BOXの月々の負担や維持費についてのシミュレーション結果をまとめたものです。

【N-BOX ベースグレード2WDの月々の負担・維持費のシミュレーション結果】

カーリースの場合 ローン購入の場合
(実質年率4.9%、頭金なし)
一括払い購入の場合
月額リース料 / ローン返済額 3万1,000円 3万1,800円
(初回のみ3万2,199円)
0円
オイル交換
(年2回実施)
無料
(月額料金に含まれる)
約4万6,000円
(約4,600円/回)
約4万6,000円
(約4,600円/回)
車検費用
(法定費用含、2回)
無料
(月額料金に含まれる)
約9万円
(約4万5,000円/回)
約9万円
(約4万5,000円/回)
軽自動車税種別割
(初年度を除く4年)
無料
(月額料金に含まれる)
4万3,200円
(1万800円/年)
4万3,200円
(1万800円/年)
5年間合計 186万円 219万9,199円 17万9,200円
月額平均 3万1,000円 3万6,653円 2,986円

※カーリースの月額料金は例として「carsマイカー定額」を使用
※カーローンの返済額は2024年11月7日時点、ホンダ「N-BOX」セルフ見積もりにて算出1
※オイル交換費用は総務省統計局の小売物価統計調査 (2024年9月)より
※車検費用は車検専門店を利用した場合の概算

この表からは、カーリースでは購入と違い予期せぬ出費がなく、安定した支払いで車が維持できることが分かります。できるだけ車に関する突発的な出費をなくし、家計への負担をなくしながらカーライフを楽しみたい方に向いている車の乗り方といえるのではないでしょうか。

カーリース契約前に理解しておきたい注意点

カーリースはまとまった費用がなくても好きな新車に乗れる、月々1万円台などのリーズナブルな月額料金でカーライフが楽しめるなど、メリットが多い車の乗り方ではありますが、いくつか注意点もあります。安さにひかれて飛びつく前に、カーリースの仕組みや注意点も理解しておきましょう。

カーリースは原則中途解約不可

カーリースは、原則として中途解約ができません。契約年数を長くすれば月々の負担は抑えられるものの、中途解約のリスクも高くなります。

中途解約を希望する場合、残りの期間のリース料金を一括で支払う必要があったり、高額な解約金が発生したりする可能性があるため、安さだけで契約期間を決めるのは危険です。

契約前に転勤や家族構成の変化など、ある程度先のライフプランの見通しを立てたうえで、無理のない期間に設定することをおすすめします。

走行距離制限やカスタム制限がある場合あり

走行距離制限とカスタム制限があるのも、カーリースの注意点といえます。契約時に設定した上限を超えて走行すると、超過した距離に応じた追加料金の支払いが発生します。

また、リース車は基本的に返却が前提となるため、大幅な改造やカスタマイズはできません。許可されるのは簡単に取り外せる純正パーツやアクセサリー程度であり、車の価値を下げるカスタマイズは原状回復のための費用を請求されることがあります。

返却時は原状回復義務あり(残価精算の仕組み)

先述のとおりカーリースは原則として車の返却が前提のサービスであり、返却時には原状回復義務があります。リース会社の想定を超える車のダメージなどがあり、返却時の査定額が残価(契約時に設定する予想査定額)を下回った場合、差額精算を求められるリスクが否定できません。

なお、カーリースの契約はオープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類に大きく分けられます。

  • オープンエンド方式:残価を設定したうえで契約者に残価を公開する契約方式。残価を高く設定すれば月々の費用を抑えられるが、契約満了時の査定額が残価よりも安かった場合は精算が求められる。
  • クローズドエンド方式:残価を契約者に公開しない契約方式。月々の費用はオープンエンドよりも高くなる傾向はあるが、契約満了時の残価精算がない。

どちらの契約方式にもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらが良い、とはいえません。車の傷や汚れに神経を使いながらカーライフを送ることに抵抗があるなら、若干月額料金が高い傾向があるクローズドエンドを選ぶのもひとつの方法でしょう。

まとめ

カーリースなら、まとまった費用を用意できなくても好きな車に乗れることに加え、月々1万円台など手頃な定額料金の支払いでマイカーを持てます。「車は家の次に高額な買い物」といった認識は、かつてのものとなりつつあるといえるでしょう。視野を広く持ち、ローンやカーリースなどさまざまな選択肢から自身に合った車の乗り方を賢く選ぶことが大切といえるのではないでしょうか。

マイカー定額

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